リチウム電池の発火・火災は消火が難しい【自由研究】
今回はリチウム電池について調べてみました。
目次
リチウム電池とは?
電極(負極)にリチウムを使用した電池になります。
高容量、電圧が高く、高性能なため、ノートパソコンやスマホバッテリー、電気自動車の電池として使用されています。
リチウム電池の弱点は?
リチウム電池の弱点は「過充電・過放電に弱い」「電解質が可燃性液体」のため、
「発火」しやすい点があります。
スマホに使用されている「リチウム電池」。
日常普段使っている製品に使用されています。
韓国でリチウム電池が発火、大火災に
韓国ではリチウム電池が発火、火災が爆発的に進み、死傷者を出しています。
リチウム電池が3万個以上連鎖的に発火。
多数の死傷者を出しています。
工場内の様子、比較的新しく、きれいな空間です。
保管されていた電池から発煙。
電池を取り除こうとするも、破裂(小さな爆発)が起こります。
画面中央では消火器を構える従業員。
消火器で消火を試みるも、
爆発が連鎖します。
さらに爆発が連鎖し、火の手が上がります。
濃い煙が発生し、視界がゼロになります。
ここまで、1分程度の出来事です。
(韓国のニュースより画像引用)
リチウム電池火災の消火はかなり難しい【即避難を】
リチウム電池が発火した場合、大量の水や強化液消火器(中性)で消すことも可能ですが、リチウム電池が小型で、少量の場合に限ります。
中型以上のリチウム電池や、小型でも大量のリチウム電池は
爆発的に破裂・発火が起こり、消火できない場合があります。
モリタ宮田工業HPより
電池工場には消火設備として強化液(中性)消火器、泡消火器、等の消火システムをラインナップしています。
EV車は消火不可能
米にて納車されて1週間のテスラ・モデルSが炎上!消火に45,425リットルの水を要し、これはガソリン車の24倍、消防車にして6台分 - Life in the FAST LANE.
1台のEV車の火災を止めるのに、45425リットル消防車6台分の水が必要です。
一般人では45000リットルの水を集める事すらできないですね。
自動車運搬船内でEV車が火災。こちらも消火に、てこずっています。
ホームセンターが全焼
2018年には回収したボタン電池(コイン型リチウム電池)が発火。
ホームセンターコーナン千里山田店が全焼する火災も起きています。
リチウム電池火災の消火はかなり難しい【まとめ】
・リチウム電池火災の消火方法調べてみました。
・大容量、高電圧、高性能ですが、リチウム電池は発火しやすい電池です。
・大量の水、強化液系消火器を多数用意する必要があります。
・リチウム電池の火災は大きな事故・火災につながりやすいため、十分注意が必要です。
あくまでも、個人的感想になりますので、ご注意ください。
リチウム電池の取り扱いには十分注意しましょう!!!!!
皆さんも十分注意しましょうー!!!!!
ご注意ください。
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