意見広告・議会報告
新春寄稿 新時代への責任 自民党副総裁 衆議院議員 菅 義偉
新しい年となりました。
昨年の衆院選で自民党は厳しい審判を受けました。政治改革をさらに進めるのはもちろん、今一度、自民党こそが日本の経済・外交に責任を持って対応できる責任政党であることを国民に示し、結果を出すことで信頼を築いていかなければなりません。私も自民党副総裁として、政治の責任を果たすために、全力で取り組む覚悟です。
活力ある日本経済の実現
日本経済は長きにわたって続いたデフレから完全に脱却する道筋が鮮明に見えてきています。昨年末の臨時国会で約14兆円となる補正予算が成立しました。物価高を克服するために電気・ガス料金の負担軽減、ガソリン価格の緩和措置や低所得世帯向け給付金、そして、賃上げのための生産性向上支援や地方創生、能登半島地震の復旧・復興をはじめ、国土強靭化推進などに取り組みます。足もとの不安を取り除き、確固たる経済政策を進め、今年こそ活力ある日本経済を実現し、国民がその実感と未来への希望を持てる一年にしなければなりません。
厳しさを増す外交・安全保障
ウクライナやパレスチナ情勢はいまだ見通しが立たず、さらに韓国の政情不安など、日本を取り巻く外交安全保障環境も厳しさを増しています。また、同盟国であるアメリカでトランプ大統領の返り咲きもあり、政治の停滞が許されない状況です。日米同盟を基軸に、同志国との連携強化を進め、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を守り抜きます。
政治の信頼を取り戻す
昨年末の臨時国会で、政治資金の透明化を図るための政治改革関連法案が成立しました。政策活動費の廃止、政治資金を監査する第三者機関の設置、政治資金収支報告書のデータベース化、外国人による政治資金パーティー券購入禁止などにより、政治資金の透明化を確保してまいります。引き続き、一つひとつの課題を丁寧に議論して政治改革・党改革に取り組み、国民の皆様の共感とともに前に進んでいく一年としたいと思います。
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