下水道の正しい使用方法についてのよくある質問

天ぷら油を排水口に捨てても大丈夫?

 天ぷら油やサラダ油の廃油を流さないでください。油は、温かいうちは流れますが、下流で冷えて固まり、下水道管をつまらせることになります。また、処理場へ流れ込むと、水処理に悪影響を与えます。

油の処理は?

  1. 使い切る…残った油は熱いうちにこし器にうつし、炒め物などで使い切りましょう。
  2. 拭き取る…鍋や皿に付いた油汚れは、拭き取ってから洗いましょう。
  3. 吸い取る…古い油は、新聞紙などで吸い取るか、油を固める製品で、燃えるゴミとして出しましょう。
  4. リサイクル…回収された油は飼料や石けんなどの原料として活用できます。資源として有効利用しましょう。

下水道に流していけないものは?

  1. 台所では油や野菜くず、お風呂場では毛髪、トイレではトイレットペーパー以外の物は流さないでください。これらは下水道が詰まる原因となります。
  2. 合成洗剤に含まれている有機リンは、浄化センターでも完全に取り除くことができず、川や海を汚すことになるので、合成洗剤の使用はやめましょう。
  3. ガソリン、シンナー、石油、アルコール類など揮発性の高い物は、爆発を起こす危険性があるので流さないでください。

ディスポーザーって何ですか?

 野菜くずやご飯の残りを細かく粉砕するものですが、下水道が詰まる原因のひとつになりますので、使用しないでください。

工場で下水道につなぐときに制限などはありますか?

 工場や事業所などの汚水の中には、下水道管を傷めたり、浄化センターで取り除くことが困難な有害物質が含まれていることがあるので、下水道法、条例で、工場や事業所に対して、一定の水質基準以上の汚水を出すことを制限しています。
 そうした汚水を流すおそれのある事業者は、事前に町と協議して、除害施設を設置してください。

グリース阻集器を設置していますが、注意することはありますか?

 グリース阻集器は下記のように保守管理を行ってください。

  1. バスケットの掃除は毎日1回しましょう。
  2. 悪臭の原因となる油脂分(ラード)の掃除は毎日1回しましょう。
  3. 悪臭の原因となるゴミ・油脂の掃除は1週間に1回しましょう。
  4. トラップ内部の掃除は2~3カ月に1回しましょう。
  5. 清掃口キャップを忘れずもとの位置へ

(注意)グリース阻集器は、厨房の排水に含まれる食物の「油脂分」「くず」を取り除くための装置です。清掃した油脂分などは、廃棄物として正しく処理しましょう。

    
この記事に関するお問い合わせ先

上下水道課

〒851-2198
長崎県西彼杵郡時津町浦郷274-1
電話番号:095-882-2538(直通)
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更新日:2019年03月01日