基山町環境基本計画を策定しました
環境基本計画とは、環境の保全に関する施策を総合的かつ計画的に推進するために策定されるもので、本町の環境基本計画は、環境基本法第7条の「地方公共団体の責務」及び基山町環境基本条例第11条の「環境基本計画の策定」に基づき策定しています。なお、地球温暖化対策の推進に関する法律第19条の第2項に基づく基山町地球温暖化対策実行計画(区域施策編)を含みます。
基山町では、事業者及び住民が一体となって行う環境の保全及び創造に関する目的を達成するための具体的施策、その他の重要事項について定めた「基山町環境基本条例」を令和元年12 月に制定しました。
私たちの生活は、近年の社会経済活動により飛躍的に便利になりましたが、一方で、身近な生物の減少や水質汚濁、ごみの不法投棄、騒音振動などの様々な環境問題がみられ、近年では地球温暖化による豪雨などの異常気象によって自然災害が発生し、甚大な被害を受けています。これらの問題を解消するためには、一人ひとりが環境へ影響を与えている活動を見直し、環境の保全と創造に取り組むことにより、環境への負荷が少ないまちづくりを推進しなければなりません。
本計画は、国の削減目標(2050 年までに二酸化炭素排出量実質ゼロ)を見据えて町でできる取組を着実に進めていくとともに、次世代を担う子どもたちに豊かな自然環境を残し、自然環境と人間生活が調和する誰もが住みよいまちをつくることを目指して策定しています。