「五ヶ瀬町ゼロカーボンシティ宣言」を表明しました
更新日:2021年11月05日
五ヶ瀬町ゼロカーボンシティ宣言
五ヶ瀬町では、2050年までに二酸化炭素の排出量を実質ゼロにする取り組みを継続的に実施することを目指し「ゼロカーボンシティ宣言」を表明しました。
五ヶ瀬町ゼロカーボンシティ宣言(PDFファイル:26.7KB)
ゼロカーボンとは?
温室効果ガスの排出を全体としてゼロにすることを「ゼロカーボン」や「カーボンニュートラル」と呼びます。
「排出を全体としてゼロ」というのは、二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの「排出量」から、森林などによる「吸収量」を差し引いて、合計を実質的にゼロにすることを意味しています。
また、2050年までにこのゼロカーボンに取り組むことを表明した自治体を「ゼロカーボンシティ」と呼びます。
概要
近年、気候変動が一因と考えられる異常気象が世界各地で発生しており、国内でも、甚大な豪雨災害や猛暑が頻発しています。
2018年に公表されたIPCC「1.5℃特別報告書」では、世界全体の平均気温の上昇を2℃を十分下回り、1.5℃の水準に抑えるためには、二酸化酸素排出量を2050年頃に正味ゼロとすることが必要と示しています。
日本でも、2020年10月、2050年までに温室効果ガス排出を全体としてゼロにする「2050年カーボンニュートラル」が表明されました。
本町では昨年度まで、第5次総合計画の重点戦略に基づき低炭素社会実現のための基本条例を定め、各種制度事業を取り入れながら地域振興の施策を講じてきました。
本年度からは、新たな第6次計画を策定し、その実施計画の一つとして「五ヶ瀬町スマートライフプラン2021 ステージ2nd」を策定しました。
この計画では、低炭素社会実現のための基本方針として、
1. 地域温暖化対策及び脱炭素社会の実現
2. 循環型社会の構築
3. 再生可能エネルギーの活用
4. 環境教育・意識啓発
5. 森林資源を活用した交流及び人口減少対策 の5つを具体的施策としています。
今後は、国の「2050年カーボンニュートラル」の趣旨に沿って脱炭素社会の実現に向けた五ヶ瀬ならではの取組みを発信し、持続可能な活力あるまちづくりを推進します。