ブログ|観光文化研究所~旅館、旅行、観光業のコンサルティング【公式ホームページ】
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    Author:大坪敬史

    大坪 敬史
    関西学院大学 文学部地理学科卒。
    民俗学、文化人類学、観光地理学を学ぶ傍ら、大手旅行会社での添乗・実務業務に没頭。日本文化を守り伝えていく“地域活性化”を志し船井総合研究所入社。
    宿泊施設のマーケティング戦略立案から、具体的な販促実務までを主軸に置いたコンサルティングを展開。中でもインターネットを駆使したWeb販促&直販売上倍増ノウハウ&即時業績向上には定評がある。 世界に誇る日本文化を次代に語ること、、、をテーマに全国を日々巡礼中。
    2010年1月、日本の観光業の永続的発展を目指した株式会社観光文化研究所を設立。代表取締役に就任。
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    2025年02月26日

    トレインデスクで「コンプラ!」

    引き続き群馬に出張でした。

     

    訪問先の施設様も絶好調で、スキー客のお客様が特に多かった2月だったそうです。

    普段雪不足で悩んでいるスキー場も今年はフル回転だったそうで、そういった影響も

    あるようです。今から「桜はいつ咲きますか?」とのお問合せもあるそうで、自然の

    こととはいえ、人が旅する理由の一つであることがよく理解できました。

     

    最近、当該地域から東京までの新幹線がスキー客で大混雑しており、通常の指定席が

    とれないので今日もトレインデスク(電話やPC作業気軽にしてね、という車両)で帰路に

    ついています。

    まぁ、電話するのは特に気にもならないのですが大声で、企業名を出しあって「コンプラ!」

    「コンプラ!」と話しておられる方がおり、あなたの電話自体が「コンプラ的にヤバイよ・・・」

    と思ってしまいました。

    私も移動中電話しますが、極力内容がわからないような会話にしますし、デッキなど人がいない

    場所でしか話をしません。そういった当たり前のこともトレインデスクという存在が忘れさせるの

    であれば、今後コンプラ重視の企業に使用禁止の命令が下るのでは?と思うほどヤバイ会話でした。

    2025年02月25日

    スキー場大繁盛の群馬側

    群馬に出張中です。

     

    大雪には遭遇しませんでしたが、大雪の片りんが感じられる道路でした。

    越後湯沢などは雪が降りすぎてリフトが埋まる・・・などの影響もあり、山を越える

    前の群馬側のスキー場は大繁盛だったようです。

     

    先日もある群馬のスキー場が朝の10:00頃に「駐車場が満杯になってしまいました」と

    SNS投稿されたいたので、現地の方に「駐車場小さいのですか?」と伺うと「いえ、相当

    大きい駐車場ですが、それでもお客様の方が多いようです」というとのこと。

    昨年は雪不足で苦労されたスキー場らしく自然相手の商売はバランスが難しいですね。

    2025年02月24日

    外資系参入による弊害

    ■ホテル雅叙園東京 急きょ9月末休館 180組が結婚式できない事態

    ※ https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250221/k10014729501000.html より

    というニュースが流れました。

    相当なブランド力を持った結婚式場として認知されていたと思われますが、
    外資系の参入による影響が大きかったものと推察されています。

     

    東京という日本最大のマーケットが背景にあるから出来ることで、こんな
    ことを地方で行うと未来はありません。

     

    恐らく施設側に瑕疵がないような契約を結んだ上で法廷闘争になると消費者側が

    不利な契約を結んでいるものと推察されますが、法的に問題なくとも、企業的にアウト

    であることは否めません。

     

    この一連の動きが今後どうなっていくのか注視していきたく考えております。

    2025年02月23日

    「雪」や「低温」は日ごろの備えから

    来週訪問する地域の天気予報を見てみると、最低気温はマイナス10℃と

    なっていました。

    この気温に雪がプラスされますが、当該地域までの上越新幹線は雪に強いので

    この路線で遅れや運休に遭遇したことはありません。

    (途中で繋がる東北新幹線遅延や、東京駅で新幹線が渋滞しての遅延はありますが・・・)

     

    現地でも屈強な除雪部隊がおり、道で苦労したこともありません。

    「予測」し「対策」が出来ている地域にとって雪はそれほど恐れるものではありませんが、

    問題なのが普段雪が降らない地域で大量に降った時です。

    地元ポートアイランドを走るポートライナーも雪が1㎝積もるだけで止まったりします

    ので難儀しますが、そもそも対策ができている地域だといくら豪雪でも高架を走る新幹線

    などは問題なく運行します(線路が雪に埋まる路線はしばしば計画運休になっていますが・・・)

     

    結果的に普段からの豪雪地域の出張は特に対策もせず、雪に慣れていない地域への出張ほど

    対策(迂回ルートや事前の到着など)が必要となっているのは何だかおかしな話です。

    2025年02月22日

    寒冷地仕様の住宅

    三連休寒波の影響か神戸にも小雪が舞っています。

    普段、神戸よりも相当寒い地域に出向いていますが、地元で雪が降ると

    寒い地域以上に寒く感じてしまいます。

     

    住居の構造などが寒冷地と異なることも影響しているでしょうが、外気温が

    同じでも地域によって感じる寒さが異なるのも、気候の多様性があり日本らしい

    ですね。

     

    先日も関西地区の旅館様より

    「これだけ寒いと光熱費が半端なく高くなってきています。ここより寒い寒冷地は

    どうされているのですか?」と聞かれ「石油ストーブや暖炉で対応されている施設様もあります」

    と回答すると、なるほど~と。

    猛暑に極寒と厳しい環境におかれることが多くなってきている昨今、それに見合った技術

    開発などが望まれます。

     

     

    2025年02月21日

    大雪に大はしゃぎのインバウンド客

    新潟から神戸に戻ってきました。

     

    深夜、旅館の屋根を貫くような音の雹がふり、朝の露天風呂までの道が

    氷雪床になっていた程度で、帰路につく頃には道路の雪も融けていました。

    インバウンド客は大喜びだそうで、先日もインドネシアからのレンタカー移動

    のお客様で宿につく手前の道でスタッグしたそうですが、大ノリ&大喜びで

    宿まで歩いてこられたそうです。

     

    ただ、山菜も出始める中、この時期のさらなる大雪は悪影響も大きいでしょうから

    ほどほどの雪になるよう願いつつ新潟を後にしました。

    来週は新潟の山越えた群馬水上ですので、雪ロード出張は未だ続きそうです。

     

    昨晩NHKの新潟版ニュースでアナウンサーさんが水上(みなかみ)駅のことを

    「みずかみえき」と言っておられました。※JRの計画運休のニュースだったと思います。

    山越えて隣県とはいえ本当に知名度が・・・と絶句した次第です。

    2025年02月20日

    豪雪地帯の長岡より道が悪い新潟市内

    新潟に出張中です。

     

    伊丹→新潟空港は時間通りに移動することができました。

    新潟空港に到着時点では晴れていましたが、高速道路の道中で猛吹雪にあい

    一時ホワイトアウト状態。ただ、比較的範囲の狭い吹雪だったようで、現地に

    到着すると快晴でした。

     

    道路の除雪は完璧でしたが、新潟市内はあまり雪が積もらないらしく、豪雪の

    長岡地域からいらっしゃったお客様より「新潟市内は長岡と違って道路に消雪パイプ

    がないから道が大変だった」と言われたそうです。

     

    案外、豪雪地域の方が交通に関して対策ができているのかもしれません。

    おかしなことに税金使うのであれば、道路の消雪工事など地元住民にも多大な恩恵を

    与える公共工事をした方がよいのに・・・と思いつつの訪問でした。

    2025年02月19日

    神戸空港「施設使用料」追加に思う

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    神戸空港の第1ターミナルビルでは、2025年5月1日以降の国内線旅客サービス施設使用料

    (PSFC)が徴収されます。料金は大人300円、小人(3歳以上12歳未満)150円です。

    3歳未満の幼児は無料ですが、航空券を使用する場合は小人扱いとなります。

    ========================================

     

    とのことです。

    既に伊丹空港や関西国際空港では施設使用料が発券時に徴収されていますが、伊丹や

    関空に比べ、神戸空港の施設のショボさは顕著です。

    今後、国際線化が進むといったところで、ハードの貧弱さはこのままでしょうから

    何だかな~という感じが正直します。

     

    国内線もラウンジはありますが、ショボすぎてもう5~6年は入店もしておらず、飲食機能や

    物販機能も貧弱と言わざるを得ません。

    施設使用料があるから当該空港への足が遠のくということはありませんが、安易に施設使用料

    をとる先が心配です。

     

    2025年02月18日

    インバウンド客「客単価」による違い

    小雪舞う有馬温泉に出張でした。

     

    有馬温泉も春節の時期は怒涛のインバウンド客が押し寄せ、日本人客を

    数える方がはやい日が続かれたそうです。

     

    面白いお話を伺ったのですが、こちらの旅館様は階によって「客単価」が

    明確に異なっており、それぞれの「客単価」のお客様により行動様式も

    しっかり線引かれるとのこと。

     

    同じ旅館内に「客単価」の異なるお客様が混在することは珍しくないですが、

    日本人のみならずインバウンド客でも同じ傾向が見られるのは興味あるところです。

    具体的な記載はできないですが、やはり客単価を上げる努力をすることが経営の

    安定化につながると再認識した次第です。

    2025年02月17日

    ナイトエコノミーだけでなく、モーニングエコノミーも弱い神戸

    神戸で打合せだったのですが、少し早く着いてしまい、朝の南京町を

    見て歩いていました。

    多くの店舗が10:00、10:30OPENで以外とモーニングなどの営業はしていない

    のだな~と。そんな状況でもインバウンド客の方々がちらほらいたので、

    人繰りがうまくいけば空白のマーケットで独り勝ちできるのに・・・と。

     

    アジアのリゾート地などでは、夜だけでなく朝の需要にもしっかり対応している

    リゾート地が多く、ナイトエコノミーだけでなく、モーニングエコノミーも弱い

    日本の観光地が浮かび上がります。

    労働者を守るという名目で規制を強くしすぎたせいで経済の活力を奪っている現場

    をみて残念になりました。

     

    一本ずらした元町商店街ではキャリーバックひいたインバウンド客が入る店がなく

    難儀していました。人がいるのに、その人に合わせた営業時間を構築することが

    できずらい世の中も日本に元気がない要因の1つかもしれません。

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