【ムサビ通信学習記録】卒業まで休止の巻 - 真面目でなぜ悪い

【ムサビ通信学習記録】卒業まで休止の巻

【ムサビ通信学習記録】として書き進めていたのだが、卒業が確定するまで休止することにした。ことの次第は、7月5日にムサビ通信在学生向けに「Webサイトや SNS などで課題内容や試験問題、教員の添削・講評コメントを公開することへの注意」というお知らせが届いたことだった。

以前より、というか進級するたびに配られる学習マニュアル(ガイドブック)的な書類にはいつも必ず「通信添削課題における講師のコメント内容をWEB上などで掲載するのは著作権法違反になり、禁止事項だよ」と書いてあったので、講評文をそのまま載せたり、講評文が映っている写真を載せたりということは絶対にしないようにしていた。

今回のお知らせには「課題試験問題文と通信添削課題における講師のコメント内容を無断で掲載するのは違反だし禁止事項!違反が判明したら、発信者を特定して、必要な措置を講じるよ!心当たりがあったら情報を削除してね!」と書かれている。

上記に該当する内容の記事をアップしているわけではないので、休止しなくてもいいかな〜とも思っていたのだが、今回のお知らせの冒頭部分が少し気になったのだ。それは、先で触れられている課題試験問題文と通信添削課題における講師のコメントのほかに触れられていた「課題内容」についての一節である。

現在私はムサビ通信以外にも絵画を学びに通っている場所があるのだが、そこでは「組んだモチーフは著作物に含まれるので写真撮影禁止」的な文言が書かれている。「課題内容」という言葉ではないものの、ムサビ通信のお知らせで触れられていたものと同等のものだと思う。

自分の作品を「こんなん描きました」的に載っける分には多分何の問題もないと思うのだが、私がこれまで書いてきた学習記録は、なんというか、こう、絶妙に、課題内容が伝わるというか、どういう意図の課題なのかが分かるように書いてしまっていた。

そのため、もしかするとお知らせとして発表された「掲載するのやめてね」な内容に該当するのでは、と考えた。ということで、これまで書いてきた学習記録を一旦全て非公開にした。

この決断は、在学生と卒業生らのSNS上での反応も参考にした。

私は、卒業生や在学中の人の情報発信を頼りにムサビ通信への入学を決めた類なので、個人的には在学中の情報発信はめちゃくちゃ助かるし、入学を考えている人の役には立つんじゃないか、と考えている。

とはいえ「在学中に情報をフルオープンにするのはどうかと思う」というコメントを見たとき、素直に「そういう考えもあるか……」とも思った。

あと、言い方が非常に悪いが、卒業が間近なので、情報を発信しているというだけでまるで黒寄りのグレーに見えてしまったら怖いな〜と感じたのもある。作品制作とは関係ないところで問題となり、卒業できなくなるわけにはいかない。

 

学習記録は卒業まで休止することにしたが、公募展や卒業制作展の宣伝は今まで通りガッツリ書かせてもらうし、何なら学習記録ブログが一時停止するだけで作品制作が休止するわけではない。なんなら、「ムサビ通信ってどうですか?」的な質問が投げかけられるのであれば、ブログのお問い合わせ欄やSNS上の個人同士のやりとりでお答えしたい。