PV数が減って、ブログの未来を考えた。それでも私は細く長く、ブログを続けていきたい。 - 真面目でなぜ悪い

PV数が減って、ブログの未来を考えた。それでも私は細く長く、ブログを続けていきたい。

f:id:tomu_saito:20200517181558p:plain
“ステイホーム”に名を変えた2020年のゴールデンウィークが終わった後、ブログのPV数が激減した。それはもう、びっくりするぐらいに激減した。ここ最近、ブログの更新頻度も激減していたので「まあ、更新されてなきゃそうなるよね〜」とも思ったけど。

でも、この出来事のおかげで、私はブログ運営を見直す機会を得ることができた。ここ数日間で考えていたことを晒してみる。

 

 

ブログの未来はどうなるんだろう

f:id:tomu_saito:20200517181143p:plain

私はライターとして複数のメディアで記事を執筆しているのだが、記事執筆に集中する傍ら、メディアの未来についてよく考えている。今に始まった話ではないが、「文章」の力は弱まり、「画像」や「動画」の力が一段と強まっている。

話題を呼ぶのは「インスタグラマー」や「ユーチューバー」で、「ブロガー」が話題を呼んでいる、といった印象は少ない。ブロガーはもちろん、インスタグラマーもユーチューバーも、テレビに登場する「芸能人」や「タレント」ほどの影響力はないだろうが、話題の発信源がブログになることは決してないはずだ。

私がブログを始めたきっかけとなったブロガーの人たちは、その大半がYouTubeに参入し、中には肩書きが「〇〇YouTuber」に変わっている人もいる。「情報発信はYouTubeSNSとブログで!」と掲げている人もいるが、注力の割合はYouTube>ブログとなっていることだろう。

ブログに限らず、メディアの主軸は文章ではなく画像、動画に変わりつつある。多分そのほうがわかりやすいんだろうし、情報だらけの世の中で「必要なものを選ぶのに時間なんてかけてらんない」ってことだと思う。

となると将来、仮に文章が淘汰されてしまったら、文章書くのが仕事で、ブログ書くのが好きな私の居場所がなくなるな〜なんて思ったりして。

 

私はどうしたいんだろう

だからといって、私はブログを辞めるつもりはない。辞めるって選択肢がそもそもない。更新は滞っているけど「やりたくない」「放置する」って思ったことがないので、多分、もう、辞められない習慣にはなったんだと思う。

それから生々しい話をするが、PV数は激減したものの、収入源として比較的安定している。トップブロガーのようにブログ1本で生計を立てられるような額ではないが、好きな映画や本を月に数本楽しめるぐらいの金額が発生している。

※もちろん、広告収入やアフィリエイトだって今後どうなるか分からない。AIに奪われる、なんて表現をされる仕事同様、「そんな仕事もあったね」と語られてしまうような「将来なくなる仕事・収入源」になってしまうかもしれないけどね。

だからブログは書き続けたい。安定した収入源でもあるから続けていきたい。

 

愚直に見直す

なので私は、ただ書き続けるのではなく、承認欲求と収入を満たせるブログとして細く長く生き残れるよう、自分のブログ運営を見直すことにした。

参考にしたのはブログ飯 個性を収入に変える生き方である。

手元のノートに印象深い文章が書き殴られているので、私がどんな言葉に感化されたか晒してみようと思う。

人は、自分との違いや差にこそ、興味を持つものです。〜(中略)〜他人との違いを恐れずに、むしろ他人との差こそが価値になるということを認識し、あなた独自の見解を交えた記事を書いていきましょう。

引用元:染谷昌利『ブログ飯 個性を収入に変える生き方』第三章 継続して成果を出すブログの違い 応用編①個性的で面白いブログにするには? より(2013年、株式会社インプレスジャパン)

なんで文章にこだわるかを掘り下げてみるのもいいかもしれない…。

SEOは気にしなくていい

SEOが)嫌いな方、苦手な方は時間の無駄なので今すぐやめて、自分の好きなことをわかりやすく(時にはマニアックに)楽しんで読んでもらえるような記事を書く時間に費やしましょう。〜(中略)〜個人レベルで運営しているブログであればSEOに力を入れている時間があったら、一つでも多くの有益な記事を書いた方がアクセスアップにつながります。

引用元:染谷昌利『ブログ飯 個性を収入に変える生き方』第三章 継続して成果を出すブログの違い 応用編①個性的で面白いブログにするには? より(2013年、株式会社インプレスジャパン)

はい、すみませんでした…と思わず謝ってしまった項目。というのも、よく読まれている記事は「自分が好きで書いた+SEOを意識した」記事なのだが、力を入れた割に読まれていない記事の大半がSEOばかりを意識した記事だったから

ここの項目には“忘れてはならないのは、記事を読むのは検索エンジンなどのプログラムではなく、人間だということです。”ともあり、ますます赤面したのだった。

 

細く長く、ブログを続けるために

f:id:tomu_saito:20200517181827p:plain

ノートに書き殴ったもののほとんどが、

  • 自分の好きを掘り下げよ!
  • 理解しやすい文章で書き綴れ!

だった。これらの言葉が心に刺さった分、できていないのだと反省した。

細く長くブログを続けるために、今後はこれらの言葉を胸に刻んで、愚直にブログに取り組んでいく。しかしまあ、ステイホーム週間後に起きたPV数の激減が、細く長くブログを書き続ける決意をさせてくれるとは思わなんだ。

 

これからは、金曜日にぬるっと記事を更新し続ける予定だ。

映画や本、音楽のレビューだったり、思ったことや心身の健康について書き連ねるコラムだったり、画家活動関連の話をしたりと、ブログを始めた頃と変わらず「雑記」を貫いていくわけだが、今後も楽しんでいただけると幸いである。

では。

 

◆本日のおすすめ◆

“愚直に見直す”で使った参考書籍