真面目でなぜ悪い

今井むつみ『「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか? 認知科学が教えるコミュニケーションの本質と解決策』(日経BP・2024年)

この本がどのような本であるかは、この本を開いた時の「そで」(本の表紙の折り込み部分)に記載された一文に集約されている。 「伝えること」「わかり合うこと」を真面目に考え、実践したい人のための1冊です。 この本は以前から気にはなっていたのだが、自…

対人関係に疲れすぎないために。今も、人付き合いを積極的に避けている。

過去に書いた記事を振り返りながら、今(2024年現在)を振り返る。今回取り上げるのは、2017年に書いた『人付き合いが苦手なら、”人付き合いを避ける”を選んだっていいじゃない。』という記事だ。 過去の私が言いたかったことをまとめると以下のようになる。…

はじめての全身シャンプー。ミニマリスト目指して、ある全身シャンプーを使った結果。

♪髪・顔・体、髪・顔・体……のCMソングをはじめて聞いた時から、ひとつの商品で全身を洗えたら経済的だよな〜と思っていた。 ここのところ、ものを減らすことに努めてきたから、「今がそのタイミング!」と思って、とある全身シャンプーに手を出してみた。 先…

フィリッパ・ペリー著、高山真由美訳 『子どもとの関係が変わる 自分の親に読んでほしかった本』(日経BP 日本経済新聞出版・2023年)

まず、この本は子育てマニュアルではない。しかし、子育て中の親御さんの強い味方となりうる本だし、自分の親との関係に思い悩む人の味方となりうる本でもある。 私がこの本を選んだのは、タイトルにある「自分の親に読んでほしかった」という言葉が胸にひっ…

夫のひげが痛すぎるのだがロクな解決策がないので、私はやり返すことにしている。

過去に書いた記事を振り返りながら、今(2024年現在)を振り返る。今回取り上げるのは、2019年に書いた『夫のひげが痛すぎる。スキンシップの弊害となる「ひげ」、わたしが考える対策とは』という記事だ。 世の中には「夫のひげが痛いなら剃ってもらう」とい…

横山光昭『年収300万円でもお金持ちな人 年収1000万円でも貧乏な人』(PHP研究所・2016年)

この本は、貯金上手な人と貯金下手な人の対比を通じて、お金とどう向き合うことで、お金の不安を抱えずに堅実に貯金ができるかといったコツを紹介してくれる本だ。 私がこの本を手にとった理由はズバリ将来のお金に不安を抱いたから。身のまわりの環境が変化…

暮らしを見直すため、ミニマリズムを取り入れる。案外いらないものだらけだと気づく。

前置き ミニマリズムを取り入れるといっても、「ミニマリスト」として情報を発信している方々のようにガランとした部屋が手に入ったわけじゃない。 なんなら、私と一緒に暮らしている夫は、「ミニマリスト」の対極に位置するマキシマリストといえる。 彼と共…

地曳いく子『服を買うなら、捨てなさい』(宝島社・2015年)

この本は洋服の手放し方と買い方の本である。 私は「おしゃれが大好き」とも「おしゃれには興味ない」ともいえないが、思春期から会社員を辞めてフリーランスになるまで、洋服にはずっと悩まされてきた。 いかり肩で、骨ばった部分もあるが、自分があまり受…

モリー・マルーフ著、矢島麻里子訳『脳と身体を最適化せよ! 』(ダイヤモンド社・2024年)

正式には『脳と身体を最適化せよ! 「明晰な頭脳」「疲れない肉体」「不老長寿」を実現する科学的健康法 』が本書のタイトル。 本屋でこの本を見かけ、パラパラと立ち読みした後、すぐに購入を決めた。私は変わりたかったから。 夫と比べると私は不健康だ。…

肌断食「もどき」をしたら、結果、とても肌の調子がいい。

「肌断食」の定義はさまざまだが、雑にいえば、普段やっているスキンケアやメイクをやめること。 そもそも私は、普段からあまりメイクをしないし、スキンケアも化粧水、乾燥が気になる時にはクリームを足すぐらい(ちょっと前までは毛穴を気にしてビタミンC…