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子どもにやさしいまちづくり事業(CFCI)について

更新日:2024年08月14日

子どもにやさしいまちづくり事業とは

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 子どもにやさしいまちづくり事業(CFCI=Child Friendly Cities Initiative)とは、子どもの権利条約を市区町村レベルで具体化する世界的な活動であり、子どもとの距離が最も近い行政単位である市区町村が実践する事業です。
 その特徴は、当該市町村の人々がみんなでみんなの"まち"をつくっていくこと、とりわけ、子どももまちづくりの主体、当事者として位置づけていることです。子どもにやさしいまちでは、子ども達がまちの活動に活発に参加し、彼らの声や意見が考慮され、まちの決定や手続き等に反映されることが大切とされています。

富谷市における子どもにやさしいまちづくりの推進について

日本ユニセフ子どもにやさしいまちづくり作業部会に参加

 富谷市は、2017年1月に「ユニセフ日本型子どもにやさしいまちづくり作業部会(※)」に参加し、「子どもにやさしいまちとは、どういうものか?」を考えてきました。
 作業部会参加当初は、子育てを担当する子育て支援課だけで考えていましたが、「子どもにやさしいまち」は担当課だけではなく、市役所全体で取り組まなければ、ということで、2018年5月に「富谷市子どもにやさしいまちづくり推進庁内連携会議」を設置しました。
※・・・日本ユニセフ協会を事務局として、富谷市、町田市、安平町、奈良市、ニセコ町ほか、子どもに関する有識者で構成され、2018年8月「日本ユニセフ協会CFCI委員会」に改組。

富谷市子どもにやさしいまちづくり宣言を行いました

 「富谷市子どもにやさしいまちづくり推進庁内連携会議」設置後は、「富谷市としての子どもにやさしいまち」について議論を続けた結果、「子どもの権利が守られていることが一番大切だ」と考え、2018年11月に「子どもの権利条約」の「生きる権利」「育つ権利」「守られる権利」「参加する権利」に基づいた5つの柱からなる「富谷市子どもにやさしいまちづくり宣言」を行いました。
 この宣言は、外に向けて発信することで、市の職員や子どもに関わる人々のみならず、市民の皆さん一人ひとりに、子どもの権利を大切にするという考えが広まり、まち全体で「子どもにもにやさしいまちづくり」を行っていきたいという思いで行いました。

富谷市子どもにやさしいまちづくりのポイント

 「富谷市子どもにやさしいまちづくり」は、宣言の啓発の域にとどまることなく、子どもに関わる部署の施策・事業の継続と、子どもにやさしいまちづくりの視点を取り入れていく職員意識の醸成が図れるよう、全庁的に推進していきたいと思います。富谷市のまちづくりを行う上で最上位計画となる「富谷市総合計画・後期基本計画(R3~R7)」には、新たに「子どもにやさしいまちづくり」の視点を設け、すべての施策を「子どもにやさしいまちづくり」の考えのもと展開します。

国内初承認「ユニセフ日本型子どもにやさしいまちづくり事業(CFCI)実践自治体」

 日本型子どもにやさしいまちづくり事業については2年間の検証作業を経て、令和3年12月17日に子どもにやさしいまちづくり実践自治体として正式に承認されました。

 今後は、子どもにやさしいまちづくり(CFC)実践自治体として、日本型の「子どもにやさしいまちづくり」を、そして「子育てにもやさしいまちづくり」「すべての人にやさしいまちづくり」を発信していきます。

 覚書締結の様子は下記よりご覧ください。

 https://www.youtube.com/embed/z7E8VvDnFkM

富谷市子どもにやさしいまちづくりについて評価を行いました

子どもにやさしいまちづくりの評価とは

日本では、以下の10項目の構成要素を子どもにやさしいまちづくりの基準としており、それぞれについてチェックリストを用いた評価を行います。1から9まではユニセフ本部が世界的に促進する基準であり、10は各自治体で定めています。

  1. 子どもの参画
  2. 子どもにやさしい法的枠組み
  3. 子どもの人権を保障する政策
  4. 子どもの人権部門または調整機構
  5. 子どもへの影響評価
  6. 子どもに関する予算
  7. 子ども報告書の定期的発行
  8. 子どもの人権の広報
  9. 子どものための独立したアドボカシー活動
  10. 子どもにやさしいまちづくり宣言を基本とする取組

これら10項目についてチェックリストを用い、ひとつひとつの事業評価ではなく市全体としての取り組みを評価します。市全体で「子どもにやさしいまちづくり」の視点を持つことで、「子育てにもやさしいまち」「すべての人にやさしいまち」へつなげていくことを目指していきます。

子どもにやさしいまちづくりの評価

上記の構成要素1から10までに対する市全体の取り組みを、構成要素ごとに5段階評価で評価しています。それら10項目の評価値の平均を富谷市の総合評価としています。

今回の評価を受け、今後よりいっそう子どもにやさしいまちづくりが推進されるよう、今後の取り組みについても検討しています。

【令和2年度評価】
ユニセフ日本型子どもにやさしいまち(CFC)構成要素による評価【富谷市】(令和2年度).pdf

チェックリストの内容はこちらをご覧ください
ユニセフ「日本型子どもにやさしいまち(CFC)構成要素10項目及びチェックリスト」【富谷市版】.pdf

難しい言葉の意味はこちらをご覧ください
用語の解説.pdf

【令和3年度評価】
ユニセフ日本型子どもにやさしいまち構成要素による評価(令和3年度).pdf

チェックリストの内容はこちらををご覧ください
日本型子どもにやさしいまちモデル構成要素チェックリスト【富谷市版】.pdf

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用語の解説.pdf

【令和4年度評価】

ユニセフ日本型子どもにやさしいまち構成要素による評価(令和4年度).pdf

チェックリストの内容はこちらをご覧ください
日本型子どもにやさしいまちモデル構成要素チェックリスト【富谷市版】.pdf

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【令和5年度評価】

ユニセフ日本型子どもにやさしいまち構成要素による評価(令和5年度).pdf

チェックリストの内容はこちらをご覧ください
日本型子どもにやさしいまちモデル構成要素チェックリスト【富谷市版】.pdf

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関連リンク・データ

ユニセフ 子どもにやさしいまちづくり事業

ユニセフ 子どもの権利条約

ユニセフ日本型子どもにやさしいまちづくり事業 自治体向け実施マニュアル

富谷市総合計画(2016~2025)

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