結構料理をすることがある私ですが…これは意外な結果でした。
よくあるめんつゆを〇倍希釈して使うって表現があります。これ基になるめんつゆを含む総量を表しているんですよ!
そもそも希釈の概念ってナニ?
希釈:溶液に水や溶媒を加えて薄めること。
いや、まんまですがな…間違ってはいないけど今回の話では言葉が足りない。
3倍希釈の考え方
今の物を3倍の量にする、と考えると分かりやすいと思います。
仮にめんつゆが100mlあった場合、総量が3倍になって300mlとなるわけです。
ということは、3倍になった量から、基にめんつゆを差し引けば、追加する水の量が計算できることになります。
今回の場合はめんつゆが100mlだったので…
総量:300mlーめんつゆの量:100ml=追加の水量:200ml、となります。
カルピスを作るときには要注意
実際使う時は、カルピスを作る!ってのが分かりやすいと思います。
上記のカルピスの場合、5倍に薄めてって記載があります。
仮にコップ一杯分(200ml)作るときは、下記のようになります。
カルピスの量+水の量=5倍の量=200ml
1倍の量=カルピスの量で、200ml÷5=40mlとなります。
残った分が希釈する水の量ですから200ml-40ml=160mlとなります。
公式化すると…
原液の量=ほしい量÷薄める倍率
追加する量=ほしい量ー原液の量=ほしい量ーほしい量÷薄める倍率なので
追加する量=ほしい量×(1-1/薄める倍率)
で、求めることができるようになります。
最後に
間違って薄ーいカルピスを作らないよう、希釈の解釈、追加する量はしっかりと理解しておきましょう。