今朝のモーニングショーでマンションの大規模修繕とそれに伴う修繕積立金についての特集がありました。
で、不動産といえばこの長嶋修氏がゲスト。
特集の内容はザックリ言えば資材の高騰や人手不足でマンションの大規模修繕の費用が爆上がりしているのに、修繕積立金はそうカンタンには値上できないため予算不足で大規模修繕に踏み切れないマンションが増えている、と言った内容。
マンションが古くなれば修繕積立金が値上がるのはしょうがないとも思えますが、新築時に修繕積立金を安めに設定してしまうことも問題のようです。
何で安く設定するかと言えば売りやすいから。
ちなみにこちらは本日届いた板橋区内の中古マンション案内メールの管理費&修繕積立金のスクショ。
どうっすか、
管理費14,900円
修繕積立金26,370円
おまけに専用庭560円って
もう、これだけで
41,830円!!
(計算、合ってるよね?)
もう、こうなるとちょっとした家賃並み。
しかもこのマンションはまだ築年数30年も経っておらず、総戸数も40近くあるのに・・・
ほんっと、管理費&修繕積立金ってバカになんないわぁ。
年金5万円生活でお馴染みの紫苑さんがマンションでなく戸建てを購入されたのは自分の年金額では管理費&修繕積立金は払えないからだそうですが、確かにこんなバカ高い維持費だと年金世代になると苦しいよね、たとえある程度の年金もらってたとしても。
しかし、金が無いからって大規模修繕をやらずにいると老朽化が進み挙句の果てに廃墟なんてことにもなりかねない・・・
以前、話題になった滋賀県の廃墟マンション↓
廃墟マンションなんてことになったら自治体が対応しなきゃいけなくなるので色んな条例も作ったりしているようですが・・・
所沢市の条例では修繕積立金は段階で値上げしていくのではなく最初からある程度の金額で均等にして不足しないように、と推進しているようです。
この「均等式」は年金生活の高齢者には先々のメドが立つので受け入れやすいそうですが、今後引っ越したり売ったりする現役世代には受け入れられないらしい。
廃墟マンションの処理に税金投入ってのは国も自治体も避けたいので何とかそうならないようにマンションの長寿化を推進!って話ですが。。。
じゃ、廃墟マンションにならない物件、というのはどういうマンションかと問われると長嶋修氏即答で
1にも2にも3にも立地!
だそうです。
とにかく立地!
立地さえ良ければ建物が古くなっても買い手は出てくる、
という話でして。。。
と言われましても氷川台で総戸数12戸くらいの自主管理の物件を買うって言うのはなぁ。。。
どうなんでしょうね、このあたり。
この記事を書いた人
都内賃貸から隣接する埼玉4区に分譲を買い引っ越したものの、ビックリするくらいこの街が馴染めず、現在絶賛外出恐怖症。埼玉4区適応障害の東京ホームシック。ガチで東京リターンを模索中・・・しかし、首都圏相変わらずの物件価格高。年齢的に賃貸は無理ぽ。住宅ローンに最も嫌われるフリーランスのお一人さまは今後どうする?