プレスリリース
飲料業界初となるカーボンニュートラル都市ガスの供給開始について
2021年2月8日
東京ガス株式会社
広報部
東京ガス株式会社(社長:内田 高史、以下「東京ガス」)は、本日、株式会社ヤクルト本社(以下「ヤクルト本社」)とカーボンニュートラル都市ガスの供給に関する基本合意書を締結しました。本合意により、2021年4月から2026年3月末までの5年間、ヤクルト本社中央研究所(東京都国立市)に供給する都市ガスの全量をカーボンニュートラル都市ガスに切り替え、約11,500tのCO2削減に貢献します。なお、東京ガスが飲料業界向けにカーボンニュートラル都市ガスを供給するのは本件が初めてです。
東京ガスグループは、経営ビジョン「Compass2030」において、東京ガスグループの事業活動全体で、お客さま先を含めて排出するCO2をネット・ゼロにすることに挑戦すると掲げており、カーボンニュートラル都市ガスなどの新たなソリューションの提供により、お客さまとともに地球規模での環境負荷低減への取り組みを推進してまいります。
ヤクルト本社のコメント
ヤクルト本社中央研究所は、予防医学的見地から人の健康の維持・増進に役立つ食品・医薬品・化粧品の素材開発と利用の研究を行っています。このたび、持続可能な社会の実現に貢献する環境対策の一環としてカーボンニュートラル都市ガスを導入することにいたしました。引き続き、温室効果ガス排出抑制に積極的に取り組み、低炭素社会の実現に努めます。
ヤクルトグループでは、コーポレートスローガン「人も地球も健康に」のとおり、地球環境全体の健康を視野に入れた事業活動を推進してまいります。
カーボンニュートラル都市ガス 供給概要
供給サイト : ヤクルト本社中央研究所
供給量 : 80万m3/年
供給開始日 : 2021年4月1日
カーボンニュートラル都市ガス
今回供給するカーボンニュートラル都市ガスは、東京ガスがシェルグループ(以下「シェル」)から購入したカーボンニュートラルLNG(CNL)を活用したもので、天然ガスの採掘から燃焼に至るまでの工程で発生する温室効果ガスが、シェルの保有するCO2クレジットで相殺(カーボン・オフセット)されています。なお、対象となるCO2クレジットは、信頼性の高い検証機関が世界各地の環境保全プロジェクトにおけるCO2削減効果をCO2クレジットとして認証し、シェルが購入したものです。
以上