看護師国家試験対策講座
合格システム
模擬試験、テキストで使用される問題が本試験でも多数出題(類似問題)されています。長年、本試験問題を収集し、本試験の正答率では受験生のみなさんに協力いただき、講師、編集者がしっかり分析を重ねた結果の答えだと自負しています。これは当社の自慢のひとつでもあります。
では、これから国試合格を目指すみなさんに的中問題を紹介いたします。ほぼ、同じ問題から問われ方が異なるだけの問題、解答の選択肢が同内容の問題…と様々な形態で的中が見られます。「あっ、ほとんど同じだ!」「なかなかやるじゃん」など、色々なご感想があるかと思いますが、ひとつ楽しんでご覧ください。
最後に、東京アカデミーでは的中問題を多く含むテキストを使用して教室対面式の通学講座やオンライン講座、短期講習を開講しています。きっと、各試験合格への早道になると思いますのでお近くの校舎のWEBページをご覧ください。
経口感染するウイルス性肝炎はどれか。
経口感染するのはどれか。
成人の心音の聴取部位を図に示す。
心音の聴診における、僧帽弁領域はどれか。
ただし、聴取部位は●で示す。
成人男性のⅠ音聴取部位はどれか。
児童虐待の防止等に関する法律〈児童虐待防止法〉に基づいて行う通告で正しいのはどれか。
Aさん(30歳、男性)は、昼間の過剰な眠気を主訴に来院した。会社の会議ではいつも寝てしまい、居眠り運転で交通事故を起こしたこともある。笑ったときに脱力してしまうことや、入眠時に誰もいないのに人影が見えたり、睡眠と覚醒の移行期に体を動かせなくなることがある。
最も考えられる疾患はどれか。
Aさん(18歳、女性、大学生)は、授業中どうしても眠気が強く寝てしまい、授業についていけないと訴え精神科を受診した。ときどき、感情が高ぶった後に腰が抜けたような脱力感もあるという。
最も考えられる状態はどれか。
次の文を読み97~99の問いに答えよ。
Aさん(72歳、女性)は、1人で暮らしている。小学校の教員を定年退職後、書道教室に月2回、体操教室に月1回通っている。20年前に高血圧症と診断され、月に1回かかりつけの病院を受診し、内服治療をしている。6か月前から、Aさんは病院の受診日を間違えたり、書道教室の日時を忘れることがあり、かかりつけの医師に相談した。Aさんは認知症専門医を紹介され、Mini-Mental State Examination 〈MMSE〉18点で、軽度のAlzheimer〈アルツハイマー〉型認知症と診断された。
問題98 診断から2か月後、かかりつけの病院の看護師にAさんは「50年以上住んでいるこの土地で、できるだけ他人の迷惑にならず生活を続けたいと思って貯金もしてきました。私は軽い認知症だと言われたのですが、これからも自分でお金の管理ができるか心配です。どうしたらよいのでしょうか。私が使えるサー ビスがあれば知りたいです」と話した。
Aさんが利用できるのはどれか。
次の文を読み112~114の問いに答えよ。
Aさん(22歳、男性)は、高校卒業後に就職したが、同僚との関係がうまく築けず、転職を繰り返している。「他の人と自分はどこか違う。自分の将来が不安だ」と感じたAさんは精神科クリニックを受診し、自閉症スペクトラム障害と診断された。
Aさんは小学生のころから他人の気持ちが理解できないときがあり、対人関係を築くことが苦手で、学校で孤立していた。また、偏食が強く、るいそうがみられたために、同級生から容姿のことでいじめられたことがあった。中学校や高校では忘れ物が多く、集団生活になじめなかった。
問題112 Aさんに認められるのはどれか。
自閉症スペクトラム障害について正しいのはどれか。
令和2年(2020年)の人口動態統計における合計特殊出生率に最も近いのはどれか。
令和3年(2021年)における合計特殊出生率はどれか。
医療機関の廃棄物とバイオハザードマークの色の組合せで正しいのはどれか。
がん対策基本法で定められているのはどれか。
がん対策基本法で定められているのはどれか。
尿量の調節に深く関わるホルモンはどれか。
尿量を減少させるホルモンはどれか。
20滴で1mLの輸液セットを用いて500mLの輸液を3時間30分かけて実施する場合の1分間の滴下数を求めよ。
ただし、小数点以下の数値が得られた場合には、小数点以下第1位を四捨五入すること。
解答:① ② 滴
点滴静脈内注射2,400mL/日の指示が出ている。
一般用輸液セット(20滴≒1mL)を使用した場合、1分間の滴下数はどれか。なお、小数点以下第1位を四捨五入することとする。
次の文を読み97~99の問いに答えよ。
Aさん(71歳、女性)は夫と10年前に死別し、1人で暮らしている。息子は結婚して他県に住んでいる。Aさんは、3か月前に脳梗塞を発症して要介護1となり、介護老人保健施設に入所した。
Aさんは老人性白内障があるがADLに支障はなく、認知機能やコミュニケーションに問題はない。食事は自力で摂取できる。紅茶が好きで、毎日カップ2、3杯は飲んでいる。我慢できない強い尿意があり尿が漏れてしまうため、下着に尿取りパッドを付けている。トイレには自力で移動でき、下着やズボンの上げ下ろしは自立している。排便は2日に1回である。
問題97 Aさんの尿失禁の種類で考えられるのはどれか。
次の文を読み82、83の問いに答えよ。
Aさん(80歳、女性)は、脳梗塞を発症しこれまで病院に入院していたが、本日、介護老人保健施設に入所した。看護サマリーには、「ベッドから車椅子への移乗は自力にて可能」、「簡単な会話は問題ない」、「1週間前の膀胱留置カテーテル抜去後より尿失禁あり」、「尿意を頻回に感じてトイレに行くが、間に合わず失禁してしまう」、「履くタイプの紙おむつと尿とりパッドを併用している」と記入されている。Aさんは、「おしっこを我慢することができずに漏らしてしまいます。」と話している。
問題82 Aさんのアセスメントで最も考えられるのはどれか。