春日部市における土地活用の可能性
今回のブログでは、埼玉県春日部市における土地活用の可能性について解説していきます。
春日部市は埼玉県の東部に位置する都市で、マンガ「クレヨンしんちゃん」の舞台として有名です。現在、春日部市では、春日部駅を中心とした再開発事業が進行中で、将来的な都市機能の発展が見込まれることから、賃貸住宅需要の高まりが期待されています。ここでは、春日部市での土地活用に影響を与える、代表的な再開発事業を3つご紹介します。
1.春日部駅周辺の鉄道高架事業
ひとつ目は、春日部駅周辺の鉄道高架事業です。春日部駅は、埼玉県の交通の要衝として知られていますが、中心市街地が線路によって東西に分断されており、人や物の往来、商業の活性化が妨げられていました。さらに、春日部駅周辺には合計10ヵ所の踏切があり、踏切遮断時間の長さから、交通渋滞の発生や、ベビーカーや車椅子をはじめとする歩行者の安全な通行が阻害されることも問題視されていました。
出典:埼玉県「連続立体交差事業について 東武鉄道伊勢崎線・野田線」
春日部市は、このような問題を解消するために、春日部駅周辺の鉄道高架事業を開始しました。線路による東西の分断が解消されて、中心市街地の活性化が進むだけでなく、踏切の撤去による交通利便性の向上も期待されています。鉄道高架事業は、2031年(令和13年)を目処に完了する予定です。
2.北春日部駅西口の再開発事業
2つ目に、北春日部駅西口の再開発事業があります。北春日部駅西口の周辺地区では、市街地を「住宅ゾーン」「商業ゾーン」「暮らしの質向上ゾーン」の3つに分け、様々な世代が安心して暮らせるコンパクトシティを目指した再開発事業が進行中です。
住宅ゾーンでは、多様化する地域住民のニーズに応じて、伸び伸びと子育てができるエリア、落ち着いて暮らせるエリア、商業施設が近いエリアなど、幅広い世帯に対応できる複数の住環境の整備が計画されています。商業ゾーンには、ショッピングモールやフードコート、農産物直売所を誘致予定です。住宅ゾーンと駅を結ぶ道路沿いに商業施設を設けることで、買い物に行く移動時間を短縮し、時間にゆとりを持てる生活空間が作られる予定です。
また、暮らしの質向上ゾーンとして、子育てをサポートする施設や、リモート勤務に対応したサテライトオフィスの整備も進行中です。
市街地整備の完了予定は2032年(令和14年)の3月頃。機能性と利便性が高い施設が集約することで、駅周辺エリアの賃貸住宅需要の高まりが期待されています。
3.赤沼・銚子口地区における産業基盤設備計画
3つ目は、赤沼・銚子口地区における産業基盤設備計画です。
赤沼・銚子口地区では、付近にある豊野工業団地を拡張し、新たな産業基盤を整備する再開発計画が進行しています。まだ計画段階のため、具体的なスケジュール等は発表されておりませんが、これによって、春日部市の産業基盤の強化や、雇用創出への期待が高まるでしょう。
出典:春日部市「産業基盤整備事業 赤沼・銚子口地区」
今後大きな発展が期待される春日部市で
土地活用を始めてみませんか?
再開発事業によって、春日部駅と北春日部駅の周辺には、将来的に多くの人が集まることが予想されます。もちろん、土地活用の観点から見ても、春日部市の再開発は有利に働くでしょう。生活利便性や交通機能の充実によって春日部市に住みたいと思う人が増えることで、賃貸マンション経営やアパート経営、駅前での貸店舗経営など、様々な土地活用事業が有効に進んでいくと考えられます。
ただし、ご所有地にどのような土地活用方法が適合するかどうかは、周辺の賃貸住宅需要や立地条件等によって異なります。東建コーポレーション春日部支店では、入念な市場調査をもとに、ご所有地に最適な土地活用方法のご提案が可能です。春日部市にある土地を有効活用したい、将来性が期待される春日部市に投資したいとお考えの方は、ぜひ一度お声がけください。
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