納期 2週間
撮影 50枚
¥93,500(税込)内訳はこちら
最も一般的な試料作製法であり、論文に掲載されている電子顕微鏡画像のほとんどがこの技法です。 ですが一言で化学固定法といっても内容は多岐にわたり、試料や観察目的によって使用する固定液や固定方法が大きく異なります。
>化学固定法の詳細はこちら納期 2週間
撮影 50枚
¥110,000(税込)内訳はこちら
この技法は、細胞を生きたまま瞬間的に凍結固定し、その後、低温下で細胞内の水分を有機溶媒と置換する技法です。良好な凍結固定像が得られる深度は浅いため、適用できる試料のサイズは限られます。そこでいかに深く良好な凍結固定像を得るかが重要なポイントとなります。当社はこの技法を最も得意としており、数多くの実績があります。 生きた細胞が必要なため、細胞を生きたまま当社まで輸送可能かご確認ください。感染性の試料や持ち出しが制限されている試料の場合は出張作業で対応いたします。
>急速凍結・凍結置換法の詳細はこちら納期 2週間
撮影 20枚
¥69,300(税込)内訳はこちら
この技法は、特殊な薄膜の表面に吸着させた試料を染色し、乾燥させたのちに観察します。電子線の透過能が限られることから、観察対象は細菌やウイルス、精製タンパクなどごく小さなものに限られます。 試料の吸着と染色だけで観察できるので簡単そうにみえますが、実は奥が深く難易度の高い技法です。
>ネガティブ染色法の詳細はこちら納期 4週間
撮影 50枚
¥275,000(税込)内訳はこちら
二次抗体に金コロイドを標識したこの方法は、最も一般的な免疫電顕法です。光顕の免疫染色と異なり、組織を固定後に樹脂包埋まで進めて、電顕観察用の切片を作製し、その切片の表面に対して抗体を反応させます。切片化することにより微細構造が露出するため、抗体の浸透性を考慮する必要が無く均一な染色結果が得られます。しかし抗体は切片の表面に露出したエピトープしか認識できませんので、染色感度が良くないのが欠点です。 また、固定が強すぎると染色感度は低下する傾向にあり、逆に固定が弱いと像質が著しく悪くなり、電顕観察に耐えられない結果になることもあります。そのバランスをとることが非常に難しいものになります。 また、この技法は依頼者様との情報の共有が成功のカギとなりますので、すべてブラインドで進めることは難く、依頼者様のご協力が必要となります。
>免疫電顕法の詳細はこちら納期 2週間
撮影 2枚~
¥63,800~(税込)内訳はこちら
透過型電子顕微鏡(以下、TEM)の切片観察に比べると直感的に像を理解しやすくインパクトのある画像が得られるため、一般向けのテレビ番組やカタログなどに使用されることが多いです。一見、簡単に撮れそうですが、電子顕微鏡は基本的には生きた細胞を入れることができません。そこで、TEMの化学固定法と同様に組織を固定、脱水します。その後は形が崩れないように凍結乾燥し、金属コートするとようやく観察が可能となります。 走査型電子顕微鏡には様々な種類がありますが、大きく分けると高分解能型と普及型に分かれます。当社では高分解能型のFE-SEMを導入しています。普及型の走査型電子顕微鏡は1万倍を超えると極端に像質が悪くなりますが、高分解能型は一桁以上高い分解能で観察が可能です。
>SEMによる生物試料の解析の詳細はこちら納期 2週間
撮影 2枚~
導電性¥14,300~(税込)内訳はこちら
非導電性¥30,800~(税込)
材料系試料は、その内容が多岐にわたるためその都度、材料に合わせた試料作製法を検討していきます。高分子材料などに対しては生物系の試料作製法で培ったノウハウを応用し、ミクロトームによる切片作製や観察面の露出などを得意としています。ミクロトーム法が不可能な場合は、研磨や凍結割断もおこなっております。また、EDSによる元素分析もおこなっています。
>EDSによる元素分析の詳細はこちら
Point1 安心の品質保証 試料作製や撮影の過程で生じるアーティファクトの除去には細心の注意を払っています。もし、お届けした電子顕微鏡画像に不備がある場合は返金、再撮影などで対応いたします。詳細はこちら |
Point2 徹底した秘密保持 当社は独立した企業です。当社はすべてのスタッフと労使間で秘密保持契約を結んでいます。いかなる画期的なデータが得られた場合も、版権と成果はすべて依頼者様に帰属します。データはオフラインで管理されておりますので、流出することもありません。 |
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Point3 明朗な料金体系 ホームページで解析料金を明示しています。表示以上の料金をオプションなどで請求することはありません。サンプル数やご依頼内容によっては値引きが可能ですので、お気軽に御相談ください。 |
Point4 技術者による対応 当社には営業部がありません。ご依頼者様のご要望に迅速にお応えするため、技術者が直接対応いたします。あらゆるサンプルの電子顕微鏡解析を行ってきた技術者ですので、安心して、ご相談ください。 |
当社では、生物系の試料作製技術の向上を最も重視しています。生物系の試料は、電子顕微鏡でそのまま観察することはできません。観察に至るまでには、細胞の固定、脱水、樹脂包埋、切片作製などの多くの工程を必要とします。さらに、試料や観察目的ごとに技法は異なりますので、経験と知識を生かし最善の方法で試料作製を行っていきます。
次に重視していることは「技術者の電子顕微鏡写真を読む力」です。ようやく観察に至ったとしても、撮影した電子顕微鏡画像から所見を探す前に、試料作製の過程で必ず生じるアーティファクトを見分ける必要があるのです。この画像の読み解きには熟練を要し、ただ長い年月マニュアル通りに数をこなしただけではその領域には達しません。