・「工学部課程制(設置構想中)」への改組
今後大きく変化する社会に柔軟に対応するため、2025年4月、工学部を「学科制」から「課程制」へ改組(設置構想中)します。
改組の目的は情報通信技術の急速な進展による社会の構造変革、第4次産業革命、Society5.0 for SDGsに向けての取組など、これからの社会を見据えて社会における工学の価値を理解しスペシャリストとしての専門の深い知識と同時に分野の多様性を理解し、他者との協調の下、異分野との融合・学際領域の推進も見据えることができるジェネラリストとしての幅広い知識・俯瞰的視野を持つ人材を育成することです。
従来の学科ごとの縦割りを廃し、分野を横断した学びを提供可能な体制として、柔軟な組織構造を持つ「工学部課程制(設置構想中)」へ改組することにより、最新の社会トレンドをキーワードとする専門分野を、工学部が包摂する分野として統一的に掲げ、さらに分野間を橋渡しする教育の仕組みを構築することを目指します。
・ライフデザイン学部「経営デザイン学科(構想中)」への名称変更
ライフデザイン学部 経営コミュニケーション学科は、2025年4月、経営デザイン学科(構想中)へ名称変更を行います。
学科設置当初の理念に基づき、かつ、変化する時代のニーズを踏まえた、ライフデザイン学部における産業デザイン学科や生活デザイン学科との協働体制の明確化、新しい学びの特色(データ処理やデジタル技術を活用して経営管理や組織体系の改善を行い、DXを推進して環境変化の中でも成長できる企業経営を目指すことができるAI知識を備えた人材の育成、アントレプレナーシップの涵養など)を中心に据え、ライフデザイン学部の学科として名称の統一感を持たせます。
また、地域に根ざした技術マインドをもつ経営者、さらには起業家の育成という理念に基づき、経済・経営系学科としての学びを明確にすることで、ライフデザイン学部の3学科において、つくり手・使い手・つなぎ手の観点から統一された「デザイン学科」像を確立し、学部としての一体化を促進します。