体験工房で旅の想い出作り!伝統工芸品を通じて文化に触れる旅
東北地方には、高い技術を必要とする職人技が受け継がれている数々の伝統工芸品があります。 紙のおもちゃやガラス製品、最高の漆器や木彫りまで、東北から日本の芸術を世界に向けて発信しているといっても過言ではありません。体験工房もありますので、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。
赤べこ 福島
赤べこは、会津地方を代表する工芸品で、木と和紙で作られた手作りの張り子の牛です。 赤い牛が円藏寺を建てたという地元の伝説に基づいて、16世紀から会津で作られ、福島や東北の人々に愛されています。
赤べこを作る家族経営の工房はおよそ12ヶ所しかなく、その家族が何世代にもわたって作り続けてきました。それぞれの工芸品の職人技は地元の誇りとなっています。 赤べこは、人々を微笑ませる揺れる頭が特徴で、職人たちの愛情こもった工芸品であり、芸術作品です。
津軽びいどろ 青森
「津軽びいどろ」と呼ばれるガラス製品は、青森県の自慢の伝統工芸品です。
グラスや皿、箸置き、花瓶など様々な製品が、職人たちの熟練の技術によってハンドメイドで製作されています。落ち着いた緑の「七里長浜」、深みのある青の「瑠璃」、涼やかな青の「藍鼠」など100色以上の多彩なバリエーションがあり、その美しさから日本のみならず、海外にもファンがいるほど。ぜひ一度、お手に取ってご覧ください。
蒔絵体験 福島
蒔絵とは、漆器の表面に漆で絵を描き、金銀の金属粉や色粉を蒔つける日本独自の工芸技術。会津若松市内の漆器店では、お椀や手鏡など自分の好きな会津漆器を選んで自由に絵を描き、自分だけの漆器を作る事ができます。旅の記念やプレゼント、思い出作りにいかがでしょうか。
山形将棋 山形
山形県天童市と言えば将棋の駒の産地として有名で、その生産量は全国の約9割のシェアを誇ります。市内には、将棋の駒や彫刻が至る所にあり、将棋の駒作りに挑戦したり、手作りの将棋セットを購入して持ち帰ることもできます。天童市将棋資料館には、将棋のルーツや世界の将棋、駒の製作過程、駒職人の作品など将棋全般に関することがわかりやすく展示されています。