高台管理「命に関わる」/外国人は情報生かせず
震度6弱の地震発生後に避難した高台で当時を振り返る甲斐克則さん=日南市宮浦
「実際に避難すると、思わぬ課題に直面した」。日南市宮浦地区(74世帯、176人)自治会長の甲斐克則さん(69)は実感させられた。南海トラフ巨大地震発生時の津波浸水想定区域に指定されている同地区。8日午後、強い揺れを感じ、山側の高台へ避難すると、雑草が膝まで生い茂っていた。アブや蚊を嫌い別の高台に向かう人も。「大きな津波が来れば長時間過ごす必要がある。定期的な整備を怠れば住民の命に関わる」と思い知らされた。地震から3日後、住民有志3人で除草作業を行った。
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震度6弱 その時 日向灘M7.1地震