「常に笑顔で楽しみながらプレーしたい」。男子バレーボール日本代表として、延岡市出身の甲斐優斗選手(専大、日南振徳高出)が26日に開幕するパリ五輪に挑む。1972(昭和47)年に開かれたミュンヘン五輪以来のメダル獲得が期待される“歴代最強チーム”で存在感を示す20歳の軌跡をたどる。
世界と対峙 才能が開花 初の夢舞台 静かに闘志
小学校時代の甲斐優斗選手(前列左)。父晃宏さん(後列左)と母照美さん(同中央)の下で、兄の孝太郎さん(前列右)と自宅でも練習するほどバレーボールを楽しんでいた(照美さん提供)
父の故晃宏さんは9人制バレーの元実業団選手。母照美さん(52)はママさんバレーで全国大会優勝経験もある実力者。甲斐選手が物心つく前から、バレーは身近な存在だった。小学校入学前から、現在、Vリーグで活躍する兄・孝太郎さん(22)と共に照美さんの練習に同行。サーブ練習になると「目を輝かせながら、ボールを持ってきて2人で(サーブを)打っていた」と照美さんは振り返る。
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20歳の軌跡 パリ五輪 甲斐優斗