29歳で初の五輪に挑む髙山選手。不断の努力で、夢舞台の切符をつかむまでの「捲土重来」の足跡を振り返る。
自分一人の夢じゃない 悔しさばねに壁越える
29歳で初の五輪出場を決めた髙山莉加選手(右)。6月の全日本柔道女子合宿では軽快な動きを見せていた=東京・味の素ナショナルトレーニングセンター
昨年12月に東京体育館で行われた柔道のグランドスラム東京。パリ五輪女子78キロ級の代表争いは、都城市出身の髙山莉加選手(三井住友海上)や東京五輪覇者の浜田尚里選手(自衛隊)らが競り合った状態で大一番を迎えた。髙山選手は準決勝で世界女王のラニル(イスラエル)に不覚を取るも、続く3位決定戦に勝利し日本人最上位を死守。「パリ五輪の金メダルが最終目標」。そう公言して1年。29歳で初めて、恋い焦がれた五輪の畳に立つ。
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捲土重来 パリ五輪柔道女子 髙山莉加選手