2024年07月16日
2024年6月28日(金)、東京都新宿区TKP市ヶ谷カンファレンスセンターにて行われた一般社団法人環境情報科学センターの2024年定時総会において、帝京大学経済学部地域経済学科教授 坪井塑太郎が技術開発賞を受賞しました。
今回受賞した、地形模型の作成による地域理解の促進に向けた防災教育プログラムの開発は、スーパーなどの食品・惣菜売場などで見られる透明プラスチック容器蓋を用いて、これに等高線を描画し、積層させることで簡便に立体地形模型を作成する教材作成技術と方法論を提示したものです。さらにこの技術を、実際に地域防災や学校防災教育の中で展開し、災害リスクの認知向上と避難・支援行動に結びつけるための契機となるよう、現在もこの取り組みを国内外で展開しています。
本賞は、近年における環境情報科学に関する学問および技術の進歩・発展に貢献した活動に授与されるものであり、これまでの地域や学校機関での実践が高く評価されての受賞となりました。本学の研究力、社会実装力の向上ならびに研究・教育を通した貢献が大いに期待されます。
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