2024年06月18日
2024年6月10日(月)、八王子キャンパスにて、福岡県福津市未来共創センターキッカケラボのコネクターとして、まちづくりに取り組んでいる元福岡県職員 宮木裕子氏をお招きし、公共政策論Ⅰと地域政策論Ⅰの授業を行いました。
本授業は法学部政治学科准教授 朴井晃が担当している、さまざまな行政機関が実施する政策について、理論や実践を幅広く取り上げた授業です。今回は、日ごろの講義内容に関連した実務経験を持つ宮木氏に講義をしていただき、実際の地方自治の現場で行われていることにふれ、学生の理解をより深めることをめざしました。
福津市は、地域の課題解決に向けたプロジェクトの組成・支援を行うイノベーションセンターとして福津市未来共創センターキッカケラボを設置しており、行政だけではなく地域住民・地域団体・企業など、さまざまな主体での協働が求められる中、その取り組みが全国的にも注目されています。宮木氏はコネクターとしての豊富なまちづくりの経験に基づき、福津市でのまちづくりの実践例を通して講義を行いました。公共政策論Ⅰでは、市民活動に取り組む住民の育成の重要性やボランティアについての基本的な考え方、具体的なボランティア活動についてお話しいただき、学生の興味関心を喚起する内容となりました。地域政策論Ⅰでは、住民を巻き込むシステムづくりの重要性についてお話しいただきました。本授業を通して、現場での取り組みから多くの学びや発見があり、学生たちにとって刺激的で意義深い授業となりました。
今後も、まちづくりの先頭にたって取り組んでいる方をゲストスピーカーとしてお招きし、現場の取り組みを学びに取り入れることで、豊かな地域社会の実現に向けた知識の習得や思いの醸成を図っていきます。
法学部政治学科についてはこちら
朴井晃准教授についてはこちら
福津市未来共創センター キッカケラボについてはこちら
入試情報についてはこちら