留学に行きたいと思っても、何から始めたらよいかわからない、現地での生活が不安など、さまざまな懸念が浮かぶかもしれません。皆さんが安全に参加し、満足のできる留学プログラムを準備しています。ここでは、留学の主なロードマップとおおまかな留学の流れについて紹介します。
「他言語を話せるようになりたい」と思って留学を希望する方は多いと思いますが、「他言語を話せるようになって何を実現したいのか」ということまで考えることが大切です。語学は一つのツールです。語学を通してなりたい自分の姿をイメージしましょう。
大学のホームページやパンフレットを調べたり、直接窓口で相談してみるのもいいでしょう。キャンパスで実施している留学フェアなどのイベントは、より多くの情報を入手できる絶好の機会ですので積極的に参加してください。また、留学プログラムによって参加できる学部や年次、学べる言語、期間、費用などが異なります。奨学金の対象となるプログラムもあります。自分の目的を達成するために最適なプログラムは何か、どんな準備が必要なのかじっくりと考えましょう。
気になるプログラムがいくつかある場合は、派遣先のホームページやそのプログラムに参加したことがある人の話を聞いてみることで、より明確なイメージができるかもしれません。また、費用は保護者から支援を受けるケースも多いので、あらかじめ相談しておくことも大切です。
プログラムによっては語学資格などの参加条件があります。語学資格が必要な場合は、申し込みまでに取得しておきましょう。パスポートを持っていない場合は、発効までに一定期間必要ですので前もって準備をしておくといいでしょう。申し込みに必要な資料を十分に確認し、不備がないよう気をつけてください。
交換留学など一部のプログラムでは選考試験があります。成績や授業態度、面接などを行うので、日ごろからしっかりと授業を受けるだけでなく、参加目的や帰国後のプランなどをアウトプットできるよう準備しておきましょう。
選考試験を通過後、ビザや保険など留学に必要な各種手続きをします。それぞれ締め切りがあるので遅れることがないよう、日々情報を確認しましょう。
本番に向けて行われる事前研修と渡航前説明会は、留学の心構えや安全管理、現地での生活についてなどの説明がある参加必須のイベントです。同じプログラムに参加をする学生が集まる機会ですので、情報交換の場としても有用です。
航空会社によって預け入れ荷物の重量制限があるので、制限を超えないよう注意しましょう。また、長時間のフライトや時差などによって疲れが溜まりやすくなります。必要に応じて飲み慣れている薬などを準備しておくといいでしょう。
留学終了後、留学中の学びを今後に繋げるために事後研修を実施します。留学を通して学んだことや感じたことを参加者同士で話し合い、就職活動や将来の夢の実現に向けて、どのような学生生活を送るかアクションプランを立てます。