- 八王子キャンパス
文学部
- 八王子キャンパス
根本的に考える力を養成し、
人間を総体的にとらえる視点を育みます
多様な人文科学の基礎的な知識を修得しながら各学科の専門知識を身につけ、同時に幅広い教養と人間を総体的にとらえる視点を育みます。これらのスキルの修得の中で大切なことは、各自の問題意識を忘れないことです。当たり前であると感じていたことが、実は当たり前でなかったことに気づくことが、人文科学の素養として重要だからです。また教育指針の一つである「国際性」「開放性」を通して必要な知識・技術を偏ることなく学び、豊かな創造力と表現力を持って社会の発展に貢献し、現代社会が抱える諸課題に多角的な観点から的確に対応できる人材を育成します。
実学主義を貫き、少人数制のもと体験的に深く学びます
学問の原点に立ち返り根本的に考える力を育成していきます。それは、さまざまな職業の実践にも応用のきく、知の原動力としての教養を育むということ。資格専門性を通じて、幅広い知識と実践力を獲得できる教育を行っていきます。
人間と世界を多様な観点から問うという学問の原点に立ち返りながら、「知の方法としての教養」を育みます。学生の問題意識を大切にし、洞察力・思考力を鍛え、専門性と幅広い教養を身につける教育を実践しています。
文学部がある八王子キャンパスでは2015年に新校舎が竣工。蔵書85万冊以上を誇る図書館「MELIC」や、インターネットを活用したラーニングシステム「LMS」など、学習を支えるさまざまな環境を整えています。
文学部はゼミ活動も徹底した実学主義。教室内での授業に留まらず、街へ、史跡へ、あるいは教育の現場へ活動の場を求め、フィールドワークを通して体験的に学ぶことで研究対象を深く掘り下げていきます。
それぞれの専門分野で優れた実績を上げている教員が揃い、その専門性を実学教育に生かしています。学生は個性的な教員の指導を受け、疑問や意見をぶつけ合いながら理解を深め、やがて自らの学びのテーマを見つけ、追究していきます。
キャリアデザインのための資格取得を在学中から積極的に支援します。各学科の専門性と結びつきの強い資格はもちろん、目標や興味に応じて、分野を限定せずに多様な資格の取得をめざすことができます。
日本文化、歴史、社会、そして人の心。文学部で深く専門的に学んだ領域と、身につけた自ら考える力が仕事や研究をする力の源泉となり、文学部の卒業生たちは社会の多様なフィールドへと、その活躍の場を広げています。
文学部は人間とその人間が作り出した文化について学ぶ学部です。日本文化・史学・社会学・心理学と四つの学科に分かれていますが、どこを中心に見ていくかという点で違いがあるだけで、その対象が人間と文化という点では変わりはありません。ですから、人間とその文化に関心のある人はぜひ文学部で学んでもらいたいと思います。その意味では面白い学問でもあります。人間を深く知ることは毎日の日常生活にすぐに役立つからです。どうしてあの人はあんなことをするのか、どうしてこんなものが存在しているのかなど日常の疑問が解けていくのは、面白く役に立つことですから。
でも、これを身につけるにはやはり勉強が必要です。その勉強の仕方を優れた先生方が教えてくれます。学生時代にそうした勉強の仕方とそれによって得られたものを十分身につけて卒業して行って下さい。社会ではたくさんの先輩がそうした力を身につけたあなたたちの来るのを待っていますから。