医療拠点の紹介 | 帝京大学

医療拠点の紹介
医療拠点の紹介

地域に密着した医療機関

本学には、関東各地に6つの医療拠点があります。各病院は最新の設備と高度な医療技術を備え、患者さん一人ひとりに合った治療体制を実現しています。一方、接骨院や心理臨床センターなど、地域の方により寄り添ったサービスも提供しています。また、災害時など医療チーム派遣にも積極的に取り組んでいます。

患者さんや、その家族と共にあゆむ充実の医療を提供します

帝京大学医学部附属病院

「患者そして家族と共にあゆむ医療」という理念の下、職員全員が一丸となり、より良い病院作りに取り組んでいます。
地域の基幹病院として、近隣の医療機関と連携を強化していますが、中でも生死に直結する救急・急性期医療の受け入れを強化しています。さらに外来化学療法室やがん相談支援室、緩和ケアチームを編成して、高度な医療に対応できる専門医を揃えたがん治療体制を整えています。

帝京大学医学部附属病院

時代を先取りした、科学的な設備と医療機器

帝京大学医学部附属溝口病院

帝京大学医学部附属溝口病院は、地域医療を最も大切にする病院をめざして一致協力して歩んできた、「地域に親しまれる病院」です。
高度な医療機器と設備を兼ね備えた良質な医療を提供する病院であると共に、福祉施設とも交流するなど、ほかの医療機関と連携を密にして、より地域に根ざした医療を常に実践しています。

帝京大学医学部附属溝口病院

診療・研究・教育という機能を活用した地域医療を実現

帝京大学ちば総合医療センター

帝京大学ちば総合医療センターは、大学病院として診療・研究・教育といった機能を活用した地域医療の核をめざしています。
インフォームド・コンセントの下、患者さんの立場に立った医療を大切にしています。そのために、患者さんの痛みを知りそれに思いを寄せる心を持ち、最新の医療設備と医療技術を生かした治療・看護を心がけ、質の高い医療を提供しています。同時に、医療の中身がより「みえる」よう努め、患者さんの医療に対する不安や不満を少しでも軽減し、安心して医療を受けていただきたいと考えています。

帝京大学ちば総合医療センター

都内5施設のみ「地域がん診療連携拠点病院(高度型)」認定施設帝京大学医学部附属病院と連携。利便性の良い環境で、質の高い検査を提供

帝京大学医学部附属新宿クリニック

本院は首都圏最大級のターミナル・新宿駅直結、Newoman新宿内に2016年4月に誕生しました。最新の医療機器と医療設備を完備し、人間ドックや企業健診を中心に行なっています。検査は当院既存コースのほか、各企業や受検者の多様なニーズにも応えられるオリジナルコースの提案も行なっています。多彩なオプション検査も準備し、一人ひとりに質の高い検査を提供できる体制を整えています。また、検査後に高度な専門的治療が必要となった場合にも、当院の専門外来のみならず都内5施設のみ認定を受けている、地域がん診療連携拠点病院(高度型)認定施設の帝京大学医学部附属病院が完全バックアップを行い、迅速に治療に繋げ、安心できめ細かな医療も提供しています。

帝京大学医学部附属新宿クリニック

スポーツ傷害の治療に特化。先端医療の提供を実現します

帝京大学スポーツ医科学クリニック

帝京大学スポーツ医科学クリニックは、帝京大学スポーツ医科学センターに併設されたスポーツ傷害診療に特化したクリニックです。超音波やレントゲン、MRIといった画像診断装置だけでなく、体外衝撃波治療器や高気圧酸素治療室といった治療装置も整備しています。当クリニックでは、高気圧酸素治療を除き、健康保険を利用した保険診療を行っています。

帝京大学スポーツ医科学クリニックオリジナルサイト

柔道整復術を学ぶ場であり、一般の方々も利用可能な接骨院です

帝京大学豊郷台接骨院

宇都宮キャンパス正門北側にある「帝京豊郷台接骨院」は、一般の方々が利用可能な接骨院です。接骨院を30年以上も開業している院長の柳先生を中心に、患者さん一人ひとりに合った治療を行います。
帝京豊郷台接骨院は、2010年に宇都宮キャンパス内に付設診療所として開院しました。治療を通し、地域の方々にとって身近な接骨院になることをめざしています。 同時に、手術をしない「非観血的療法」という独特の技によって、人間の持つ自然治癒能力を最大限に発揮させる柔道整復術を学ぶ、学生の見学実習施設でもあります。学生は実習を通して、より優れた柔道整復師になるための学びと経験を重ねています。

帝京豊郷台接骨院

来院前よりもケガをしにくい身体作りのためのさまざまな機器を揃えております

帝京八王子接骨院

帝京大学総合武道館に設置された帝京八王子接骨院は、一般の方々も利用可能な接骨院です。患者さん一人ひとりに合った施術を行っています。
帝京八王子接骨院は、帝京大学スポーツ強化クラブが日々練習を行う帝京大学総合武道館の1階に設置された接骨院です。日頃から主にケガの多い空手や柔道などの武道系強化クラブの選手達への施術に当たるため、高い技術を必要とされております。 その技術と経験を活かし、大学として地域の方々のお役に立ちたいという想いから、最新の知識と技術を活用し、一般の患者さんに対しても診療を行っております。

帝京八王子接骨院オリジナルサイト

経験豊富なカウンセラーたちが、しっかりとこころのサポートをします

帝京大学心理臨床センター

八王子キャンパスの向かいに設置された帝京大学心理臨床センターでは、こころ休まる空間で、悩みにじっくり耳を傾けるカウンセラーが、一人ひとりにあったメンタルケアを行っています。
帝京大学心理臨床センターは地域密着型の「こころの相談窓口」として活動しています。 本センターでは、訪れた方にゆったりと過ごしてもらえるよう、青を基調とした相談室やプレイルームで、お話を聞いています。個人心理療法・家族療法・遊戯療法・心理検査・コンサルテーションなど、さまざまな悩みに対して一人ひとりに合ったカウンセリングを実践していきます。 また、本センターは臨床心理士をめざす大学院生が学ぶ実践教育の場でもあるため、臨床心理士の資格を持つ教員の指導の下、訓練を受けた大学院生もカウンセリングを担当しています。
相談を希望される方は、まずはお電話にてご予約ください。

帝京大学心理臨床センターについて

帝京大学心理臨床センターオリジナルサイト

※相談に関する詳しい情報はこちらでご確認いただけます

災害時の医療派遣帝京大学の医療機関では緊急時に対応できる体制を整えています

本学は医療機関の取り組みおよび医療機関が果たすべき役割の一つとして、災害時の迅速な対応が要求される現場でもしっかりと処置できる医療スタッフを備えており、緊急時においても瞬時に対応できる体制を整えています。

医療チームの派遣、義援金の公募を実施しました

2004年10月に発生した新潟県中越地震において、本学では被害の大きかった長岡市をはじめとした被災地域への医療チームの派遣や義援金を公募するなどの活動を行いました。当時の取り組みについてご紹介します。

実施した支援活動

帝京大学では、新潟県中越地震が発生した直後から現地の被害状況把握に努め、翌週には医療救護チームを編成、派遣しました。医療救護チームは帝京大学医学部附属病院の医師3人(救命救急センター1人・内科1人・小児科1人)、看護師2人、事務員4人で構成され、帝京長岡中学校・帝京長岡高等学校を拠点に、各避難所を巡回しての診療活動を行いました。
また、義援金の振り込み口座をいち早く設立して帝京大学グループ各施設に通知し、義援金を募る活動を実施し、読売新聞社を通じて新潟県へと送られました。

医療チーム派遣や患者受け入れ、救済・支援に尽力しました

東日本大震災の際には、帝京大学医学部附属病院においても人命尊重、被災者重視の方針で、被災地やその周辺地域での救護・医療活動の実施や、被災者の受け入れを行いました。

実施した支援活動

帝京大学医学部附属病院では、緊急時に活動できる機動性を備え専門的訓練を受けた医師、看護師、事務員などで構成されるDMAT(Disaster Medical Assistance Team)災害派遣医療チームを編成し、被災地やその周辺地域での支援、救護、現場医療活動を行いました。また、被災地からの患者さんの受け入れ、被災地への診療放射線技師の派遣、「東京医療救護班」や「日本医師会災害医療チーム」への参加など、さまざまな支援活動を実施しました。

具体的な取り組み

  • 日本DMATとしての医療チームの派遣および支援活動
  • 東京DMATとしての医療チームの派遣および支援活動
  • 文部科学省の要請による被災地への診療放射線技師の派遣
  • 東京医療救護班としての救護チームの派遣および救護活動
  • 日本医師会災害医療チームとしての救護チームの派遣および病院支援活動、医師派遣
  • 福島県立医科大学附属病院より人工透析が必要な患者さんの受け入れ
  • 防災ヘリコプターによる救命救急センターへの患者さんの受け入れ
  • 被災地における重篤な患者さんの受け入れ
  • 帝京大学医学部附属病院による災害対策本部の設置
  • 義援金箱の設置 など

活動の様子

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医療チームの派遣を実施しました

2016年4月に発生した熊本地震において、本学においても人命尊重、被災者重視の方針で、被災地へ医療チームの派遣を行いました。

実施した支援活動

帝京大学では、厚生労働省からの派遣要請を受けた帝京大学日本DMAT(医師2名、看護師1名、事務1名)災害派遣医療チームを編成し、熊本地震の被災地に向けて医療チームの派遣を実施しました。現地では、本部業務の中でも中核をなす「チーム管理」に従事し、次々と入れ替わるDMAT各隊の情報を把握し、刻々と変化する被災地での医療ニーズに対応できるよう連絡・調整を行いチームを配置。ドクターヘリの調整業務などの業務も行いました。
また、先見隊として東京都医師会のJMAT(医師1名と薬剤師1名)の派遣も決定し、避難所等で医療支援活動を行いました。 本学からは計2チームを派遣することとなり、それぞれ4月18日(日)に羽田から熊本入り、4月21日(木)に帰院しました。

DMAT

災害派遣医療チーム(Disaster Medical Assistance Team)の頭文字をとって略してDMATと呼ばれている。医師、看護師、業務調整員(救急救命士、薬剤師、放射線技師、事務員等)で構成され、急性期に活動できる機動性を持った、専門のトレーニングを受けた医療チーム。

JMAT

日本医師会災害医療チーム(Japan Medical Association Team)は、日本医師会により組織される災害医療チーム、およびその枠組み。急性期の災害医療を担当するDMATが3日程度で撤退するのと入れ替わるようにして被災地の支援に入り、現地の医療体制が回復するまでの間、地域医療を支えるための組織である。

活動の様子

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