2024年1月28日更新しました
拙記事の「教育費がなくて大学進学できなかった恨みの深さ」がPV上昇し、お読み下さり、有難うございます。
私立大学だと文系でも4年間の学費が500万円ほど、医歯系になると卒業までに約3千万円ですから、教育費は家計には大変な重荷です。
わが家が国の教育ローンと奨学金の2本立てで、しのいだことを告白します。
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住宅ローンと教育費
長女は高校卒業後は2年間、専門学校で学びました。
次女はなんとか国立大に進学でき、4年間の大学生活を送ります。
教育費は、郵便局の学資保険で積立。
ひとりにつき200万円だったので、次女のときは全く足りない。
うちは住宅ローンが大きかったので、教育費を充分に貯めることが出来ませんでした。
ちなみに国立大学の初年度の納付額は817,800円。
これが私立医科大だと初年度で、480万円が相場です。
6年間まなぶと、3千万円にも!
奨学金
次女には奨学金を借りさせています。
月5万円を4年間借りて、240万円。
本人がいまも返済中です。
遠距離の大学に入ったので、アパート代に充てました。
幸い、新卒で入社した企業で働き続けているので、返済できています。
奨学金の保証人は私の夫と義兄なので、返済が終わるまで安心できませんけれど。
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国の教育ローン
学資保険の満期のお金で、初年度の入学金や学費80万円あまりを払えても、以降の授業料がありません。
国の教育ローンから、200万円の融資も受けました。
固定金利1.95%、最長18年の長期返済
教育ローンは親が借り手です。
返済は親の責任。
教育ローンは、子どもが在学中は利息分だけ払うことが可能。
うちは夫の希望で家中のお金をかき集めて、子の卒業時に一括返済しました。
おかげで家計はスッカラカンに。
就学支援制度
令和2年から学びの支援が、充実しています。
支援の対象者は住民非課税か、それに準じる世帯の学生。
サラリーマン家庭だと対象にならないかもしれませんが、私立大学に自宅外から通う学生には年間91万円が給付されます。
大学・短大・高等専門学校、専門学校等での 学びの支援が令和2年4月からスタートしています
学びたい気持ちを応援します 高等教育の修学支援新制度:文部科学省
低所得の世帯には、助かる制度ですね。
わが家は借金のローンレンジャーでした(@@;)
共通テスト2023
国語の共通テストを見ました。
第1問は説明文の読解です。
2つの長文を、的確に読まなければならない。
- 柏木博「視覚の生命力 イメージの復権」
- 呉谷充利「ル・コルビュジエと近代絵画 20世紀モダニズムの道程」
モダニズム建築の巨匠であるル・コルビュジエの窓について。
小説は梅崎春生「飢えの季節」
戦後間もない1948年に発表の「飢えの季節」
これは身につまされる、面白い内容です!
https://www.fukuishimbun.co.jp/common/dld/pdf/bd3776c9c66efb3d7b8090a18c7409a4.pdf
福井新聞が掲載。
読書の経験が乏しいと、問題を解くことがむずかしい。
お子さんにはぜひ本を読ませましょう。
理科が荒れた共通テスト2023。
まとめ
大学に進学できなくても、逆境をバネに強く生きる人は沢山います。
逆にその現実を受け入れることができず、自ら敗北を決めてしまう人も。
奨学金は批判も多いのですが、正社員になれたら返済は可能と思います。
就学支援制度も変化しているので、教育資金については親子で早めに考えることがオススメです。
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