3月11日は東日本大震災が発生した日です。
昨夏に三陸に出かけて、町は少しずつ復興しているようでも、防潮堤が海岸沿いに続き、人々の胸に刻まれた傷は深いと思いました。
防災について考えます。
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3・11から12年
宮古市と合併した田老町は、ワカメや魚介が特産の海辺の町。
鉄骨の頑丈な「たろう観光ホテル」は、震災遺構として保存されています。
津波の跡が、くっきり。
甚大な津波被害を受けた宮古市。
世界最大の高さ10メートル・防潮堤がありましたが、東日本大震災の大津波を防げませんでした。
火災も発生し、死者と行方不明者は宮古市だけで500人超え。
痛ましいかぎり。
たろう観光ホテルの場所は道の駅「たろう」のすぐそばです。
被災地のがれきを片づけるのも、大変だったでしょう。
自衛隊や警察官・消防の方々に、今も頭が下がります。
現在は穏やかな海を観光できる三陸です。
遊覧船「うみねこ丸」はおすすめ。
ウニやマグロの海鮮もたっぷり食べることができます。
持ち出し用品チェックリスト
東日本大震災の後に、熊本や北海道の胆振地方でも大きな地震がありました。
いつどこで災害があるか。
備えが大切。
- 水
- 懐中電灯
- 携帯ラジオ
- 防寒着
- 非常食
- 携帯電話の充電器
- 紙おむつやミルク……
避難所での生活が長引くことを考えると、オーラルケア用品も要るかもしれません。
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震災後の暮らし
震災のとき、東北の各県すべて停電になりました。
わが家は日本海側の内陸部。
当時はポータブルのストーブを処分した後で、FF式ストーブが使えず、寒さに震えます。
夜には雪が舞う冷え込み。
震災後に困ったこと
- ガソリンや灯油が手に入らない
- トイレットペーパーが商品棚から消えた
- カップラーメンやパンがすぐ売り切れ、入荷なし
津波の被災地とは比べものになりませんが、東北全体が一時、物流が途絶えて物不足になったのです。
私の友だちは仙台の親戚へ見舞いがてら、生理用品などを車で届けました。
ある程度の備蓄は大切です。
現金
多額の現金を家に置くと、強盗に狙われる昨今ですが、防災のため最低でも3万円は、手元にあったほうがよいでしょう。
停電になると、キャッシュレスやクレジットカードでの決済はできません。
お札のほか小銭もあるとよいですね。
理由は金融機関が閉まり、商店はおつりを準備できないので。
日本は地震が発生すると津波が起こるので、和歌山県串本町では高台移転が進められています。
いつでも高台に避難できるように、みなさま足腰を鍛えましょう。
そして私が震災当時、驚いたのは原発事故の放射能を避けるため、海外へ脱出する方が多くいたこと。
もしものためにパスポートもあると、良さそうです。
まとめ
食料の備蓄を心がけて、現金も少し準備。
その際は小銭もぜひ。
3・11の日に、防災についてお伝えしました。
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