マルチステークホルダー方針
竹中工務店は、企業経営において、地球環境、地域社会、お客様、従業員・取引先を始めとする多様なステークホルダーとの価値協創が重要となっていることを踏まえ、マルチステークホルダーとの適切な協働に取り組んでまいります。その上で、価値協創や生産性向上によって生み出された収益・成果について、マルチステークホルダーへの適切な分配を行うことが、社会の持続的成長につながるという観点から、従業員への還元や取引先への配慮が重要であることを踏まえ、以下の取組を進めて参ります。
従業員への還元
竹中工務店は、経営資源の成長分野への重点的な投入、従業員の能力開発やスキル向上等を通じて、持続的な成長と生産性向上に取り組み、付加価値の最大化に注力します。
その上で、生み出した収益・成果に基づいて、社会情勢や自社の状況を踏まえた適切な時期と方法で、賃金の引き上げを行うとともに、働きやすさ向上も含めた総合的な労働条件のさらなる向上、人材育成の充実等の人材投資に積極的に取り組むことで、従業員への持続的な還元を目指します。
具体的な施策は次のとおりです。
- ・物価動向や経済情勢を踏まえた賃上げの実施
- ・ライフスタイル及び働き方に対する価値観の多様化に柔軟に対応し、働きがい向上とワークライフバランス向上の実現に資する「ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン」の一層の推進
- ・生産性向上に向けた高度専門人材育成のための人材開発に対する積極的な投資
これらの施策を通じて、竹中工務店は従業員のエンゲージメント向上とともに、将来建設業を担う人材の確保と育成を目指しています。
取引先への配慮
竹中工務店はパートナーシップ構築宣言の内容順守に、引き続き取り組んでまいります。
パートナーシップ構築宣言の登録更新日:2024年4月25日
その他のステークホルダーに関する取組
竹中工務店は、お客様をはじめとするステークホルダーと対話し共に行動することにより、社会をより良いものへと変革することに貢献していきます。
これらの項目について、取組状況の確認を行いつつ、着実な取組を進めてまいります。
2024年1月31日
取締役執行役員社長 佐々木 正人