旅と鉄道 2020年増刊2月号 寅さんの鉄道旅 お帰り寅さん篇
【商品情報】
発売日 | 2019年12月19日 |
ISBN/JAN | 4910059740207 |
紙版価格 | 本体1,200円+税 |
ページ数 | 96ページ |
【内容紹介】
2019年12月27日、いよいよ映画『男はつらいよ』シリーズの最新作となる第50作「男はつらいよ お帰り 寅さん」が公開されます。
また、2019年は映画『男はつらいよ』シリーズの第1作から数えてちょうど50周年の節目の年になります。
そこでこれまで2回に渡って発刊してきた『旅と鉄道』増刊号の「寅さんの鉄道旅」の第3弾「寅さんの鉄道旅 お帰り 寅さん篇」を発刊。
最新作「男はつらいよ お帰り 寅さん」の世界をはじめ、『男はつらいよ』シリーズの鉄道名場面などを振り返る1冊です。
◆シリーズ22年ぶりとなる第50作「男はつらいよ お帰り 寅さん」の世界を紹介
第50作「男はつらいよ お帰り 寅さん」を、柴又、再会、満男の3カテゴリーに分けて、スチール写真とともに紹介しています。
◆鉄道とともに寅さんが躍動する、歴代の鉄道名シーンをスチール写真とともに振り返る
SLが引く貨物列車を寅さんがタクシーで追いかける第5作「望郷篇」、リリーとパパさんとともに函館本線蘭島駅で駅寝をする第15作「寅次郎相合い傘」、寅さんが持つスルメイカに車掌が入鋏してしまう第40作「寅次郎サラダ記念日」など、駅や列車を舞台に寅さんが笑い、怒った歴代名シーンを、映画のスチール写真とともに振り返ります。
◆ロケ地めぐりの旅①は第44作「寅次郎の告白」の舞台・鳥取へ
満男と泉が鳥取砂丘で再会するシーンが印象的な第44作「男はつらいよ 寅次郎の告白」。その舞台となった鳥取のロケ地を評論家の川本三郎さんがめぐります。泉と寅さんが偶然出会う倉吉の白壁土蔵群の街並み、鳥取砂丘、鮎料理屋でマドンナとのやり取りが印象的な河原町、そして寅さんが木造の駅で列車を待った若桜鉄道安部駅などを旅しています。
ロケ地めぐりの旅②は、現役時代の尾小家鉄道が走る第9作「柴又慕情」の舞台・北陸へ。牛乳のボトルを列車のデッキに積み込み、駅で寝ていた寅さんが起こされた旧・尾小屋鉄道金平駅の廃線跡から、えちぜん鉄道永平寺口駅など第9作「男はつらいよ 柴又慕情」のロケ地へ、写真家の南正時さんが旅に出ます。
◆寅さんの故郷・柴又のさんぽ旅も収録
映画の中に登場するとんがり屋根が印象的な江戸川の取水塔をはじめ、帝釈天、参道の名店、矢切の渡しなどを訪ねます。「寅さん記念館」では、列車のシートに座り、懐かしい鉄道シーンに出合います。
◆鉄道の見どころ付きで、歴代の49作品を振り返ります
映画『男はつらいよ』の歴代の49作品について、ポスターの画像と、マドンナ、ゲストなどの情報とともに、あらすじをまとめています。シーンのなかに登場する、鉄道の見どころも取り上げています。
【目次】
最新作「男はつらいよ お帰り寅さん」の世界
■寅次郎50年目の汽車旅 文/南 正時
■寅さんと笑い、怒り、泣いた人々
・くるまや篇
・柴又篇
・旅先篇
・寅さんの愛した女性たち 歴代マドンナのすべて
■寅さんサミット2019 in 柴又 映画『男はつらいよ』公開50周年 特別座談会
監督、さくら、博、源公の男はつらいよ
寅さんが乗った鉄道、見送った鉄道
■鉄道名シーン
①第5作 「男はつらいよ 望郷篇」
②第15作 「男はつらいよ 寅次郎相合い傘」
③第40作 「男はつらいよ 寅次郎サラダ記念日」
④第42作「男はつらいよ ぼくの伯父さん」
⑤第48作「男はつらいよ 寅次郎紅の花」
■新作「お帰り 寅さん篇」のために見直したい鉄道シーン
■第44作「寅次郎の告白」の舞台へ
白壁土蔵、砂丘、木造駅舎と鳥取に寅さんの足跡を探す
文/川本三郎
■「柴又慕情」から「拝啓寅次郎様」へ
廃線に探す、寅さんの足跡
文/南 正時
■九州を旅した寅さんの足跡
第34作「男はつらいよ 寅次郎真実一路」
第37作「男はつらいよ 幸福の青い鳥」
第28作「男はつらいよ 寅次郎紙風船」
第25作「男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花」
■九州・大分ロケ地探訪
①大分県日田の旅 第43作「男はつらいよ 寅次郎の休日」
②大分県湯平温泉 第30作 男はつらいよ 花も嵐も寅次郎」
■「男はつらいよ 寅次郎純情詩集」の舞台上田電鉄と別所温泉の旅へ
■『男はつらいよ』シリーズで初めてD51形蒸気機関車が登場した柘植駅へ
■『男はつらいよ』の舞台を歩く 柴又駅から寅さんぽ
鉄道見どころ付き 「男はつらいよ」50作品の世界
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