ボイタ法について
小児神経科医のボイタ教授が考案した運動障害を効果的に改善することができる治療法です。うつ伏せや仰向けの姿勢(出発肢位)をとりながら、身体の特定の部位(誘発帯)を決まった方向に圧迫することで、生まれつき誰もが脳の中に持っている運動パターンを刺激し活性化します。その結果、姿勢や運動が改善するだけでなく、色々な場面で自分の思いや要求を表現できるようになる為、表現力やコミュニケーション能力も良くなります。
適応
- 脳障害による運動障害(例:脳性麻痺等)
- 上下肢の末梢神経麻痺(例:分娩麻痺・二分脊椎等)
- 筋疾患
- 脊柱の病気や機能障害(例:脊柱側彎等)
- 股関節の発達障害(例:臼蓋形成不全・股関節脱臼等)
- 呼吸、嚥下、咀嚼機能の問題 他
適応
- 姿勢が良くなる
- 目的に応じた手と足の使用が可能となる
- 吸う、飲む、噛む等がしやすくなる
- 声が大きく、強くなる
- 呼吸が深くなり、規則正しくなる
- 睡眠・覚醒リズムが改善する 他
上記以外にも、様々な効果が期待できます。
詳細については、理学療法士が説明させていただきます。