管球王国 Vol.114 2024年 AUTUMN | ステレオサウンドストア
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管球王国 Vol.114 2024年 AUTUMN
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管球王国 Vol.114 2024年 AUTUMN
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■発売日：2024年10月30日
■仕様：B5判・202ページ
■雑誌コード：67970-50
■ISBN：9784880735269
真空管とアナログサウンドの魅力を追求する季刊『管球王国』。2024年秋号／114号の特集企画は「管球式フォノイコライザーを注目アナログプレーヤーで聴く」です。レコード再生のキーコンポーネントであるフォノEQに真空管式を使って、音の味わい、深み、鮮度がいかに高まるか。幅広い価格のモデルを個性豊かなアナログプレーヤーと組み合わせた試聴で探りました。レギュラー企画「実験工房」は「ヴィンテージ入力トランスでMC型デノンDL103を昇圧」です。往年の業務機の入力部や段間に使われたトランスを現代のMC型カートリッジの昇圧トランスとして使い、音の可能性を追求しました。さらには、昭和の歌謡曲のSPレコード再生など、今号はアナログの魅力に多面的に迫っています。
ヴィンテージオーディオのフォーカス企画は「WE755Aの新地平」です。20cm口径フルレンジユニットの原器ともいえる存在のウェスタン・エレクトリック755Aを、アルテックA7の大型エンクロージュアにマウントして鳴らします。ホームユース機も交えた9機種のヴィンテージ真空管パワーアンプとの組合せで、驚きの音が聴けました。「真空管試験機TV7の使い方」では、ユーズド真空管に注目すると存在が確実に浮かび上がるチューブテスターの定番機、TV7の機構、試験値の読み解き方を探ります。ペアマッチングの本来の意味合いを考えるなど、真空管ファンの必読企画です。
ヴィンテージ「WE755Aの新地平」
1947年にウェスタン・エレクトリック（WE）が開発した20cmフルレンジユニット755Aを、最初期アルテックA7用に開発された大型エンクロージュアH825にマウントして鳴らします。パワーアンプはアルテックやIPC、WEなど業務機以外にもラックスキットA3500やマランツModel8Bなど民生用ヴィンテージ機を組み合わせました。20cmフルレンジの驚くべき可能性を感じさせる音をリポートします。
実験工房「ヴィンテージ入力トランスでMC型デノンDL103を昇圧」
アルテック、アンペックス、WE、トライアッド、UTC製など、往年の業務機でインプットやインターステージに使われたトランスを現代のMC型カートリッジの昇圧トランスとして使う実践試聴です。入出力インピーダンスや昇圧比など仕様が多岐にわたるヴィンテージトランスをMC昇圧に使う留意点と意義も詳細解説します。
特集「管球式フォノイコライザーを注目アナログプレーヤーで聴く」
真空管式フォノイコライザーならではのアナログ再生の魅力を探ります。2つの価格帯で、テスターが注目するアナログプレーヤーをリファレンス機として使って試聴し、真空管が介在するアナログ再生の魅力、心に響く音の出方をリポートします。
「真空管試験機TV7の使い方」
インターネットの個人売買などでもしばしば登場するのが、往年の軍用機である真空管試験機TV7によるチェック値です。定番のチューブテスターとして趣味の対象にもなるTV7の使い方、試験値が持つ意味を、実際に操作しながら詳細解説します。
「昭和歌謡曲SP盤の電気再生」刑部芳則 × 新 忠篤
人気TVドラマで時代風俗考証を務め昭和の歌謡曲に精通する刑部芳則氏が、愛情を注いで止まないSP盤を試聴室にご持参。真空管式システムによる電気再生を通じて、大衆とともにある歌謡曲の魅力、SPでなければ聴けない音の味わいを、SP盤育ちを自認する筆者の新 忠篤氏と語り合います。
管球王国114号 掲載回路図の訂正とお詫び
管球王国114号（10月30日発売）の記事「マイ・ハンディクラフト」で73ページに掲載した回路図に誤りがありました。下の2図の通り訂正いたします。関係各位ならびに読者の皆さまにお詫びいたします。
CONTENTS
○カラー口絵
管球式フォノEQ＋注目ADプレーヤー／My Handicraft 是枝重治6GB8ppモノ
WE755Aの新地平／実験工房 ヴィンテージ入力トランス
昭和歌謡曲SP盤／真空管で音楽に寄り添う／「音を作る現場」
○管球式フォノイコライザーを注目アナログプレーヤーで聴く
エントリー／ミドルクラス編 小野寺弘滋
ハイグレード編 山本浩司
［回路解説］大西正隆
なぜ真空管でフォノイコライザーを作るのか 是枝重治
［試聴フォノイコライザー］
ソフトンModel4、P＆CエレクトロニクスSHURE M65 2段NF型レプリカ、EAR Phonobox MM/MC Black、山本音響工芸EQB01、ウエスギU・BROS220R、カノア・オーディオPH2.10、オクターブPhonomodule、EMT EMT128、エアータイトATE3011、フェーズメーションEA2000、オーディオ・ノートGE7
［試聴アナログプレーヤー］
トーレンスTD1500、ヴァルテレMG1 PKG MK2、テクニクスSL1000R
○「音を作る現場」オーディオ・ノートの新試聴室 三浦孝仁
○新連載 真空管で音楽に寄り添う 和田博巳
♯1 YGアコースティクスTOR＋ウエスギU・BROS660
○My Handicraft マイ・ハンディクラフト
是枝重治◎6GB8プッシュプル・モノーラルパワーアンプFascination114
○真空管試験機TV7の使い方 岡田 章／兒玉眞一郎
○Vintage WE755Aの新地平 アルテックH825大型エンクロージュアで鳴らす
土井雄三／新 忠篤／杉井真人
［試聴ユニット］
ウェスタン・エレクトリック755A
［試聴アンプ］
ラックスキットA3500、ダイナコMk IV、アルテック1568A、アルテックA326A、アンペックス6516、マランツModel 8B、IPC AM1027、アルテック1520T、ウェスタン・エレクトリックWE143A
○実験工房 ヴィンテージ入力トランスでMC型デノンDL103を昇圧
新 忠篤／岡田 章／小川一朗 ［トランス解説］岡田 章
ヴィンテージ入力トランスでMC型の音色を変える 岡田 章
［試聴トランス］
◎ヴィンテージ＝アルテック（ピアレス）15095A、アンペックス4580116-20、ウェスタン・エレクトリック264C、P＆Cエレクトロニクス／ウェスタン・エレクトリック270J、ノースエレクトリック製トランス、トライアッドHS1、トライアッドJAF13、UTC S6、UTC S5
◎現行昇圧トランス＝ゼネラルトランスFM-MCT1
○昭和歌謡曲SP盤の電気再生 刑部芳則／新 忠篤
○連載 ブルースのための球アンプ 林 正樹
Track.2 テキサスの乾いた殺伐とした感じと、マイカコンデンサ
○連載 クラングファルベに寄せて 小林正信
第13回 オイロネッテ・クラルトン・アンプ、そして音楽
○Interview ＆ Listening ウー・オーディオ ジャック・ウー氏 土方久明
○ハンディなバイアスチェッカー テクソルTEC-BC1
○Close-up Components フェーズメーションSA1500 三浦孝仁
○2024 秋の注目新製品試聴
傅 信幸／三浦孝仁／吉田伊織 ［FEATURING DISC］吉田伊織
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■仕様：B5判・202ページ
■雑誌コード：67970-50
■ISBN：9784880735269
真空管とアナログサウンドの魅力を追求する季刊『管球王国』。2024年秋号／114号の特集企画は「管球式フォノイコライザーを注目アナログプレーヤーで聴く」です。レコード再生のキーコンポーネントであるフォノEQに真空管式を使って、音の味わい、深み、鮮度がいかに高まるか。幅広い価格のモデルを個性豊かなアナログプレーヤーと組み合わせた試聴で探りました。レギュラー企画「実験工房」は「ヴィンテージ入力トランスでMC型デノンDL103を昇圧」です。往年の業務機の入力部や段間に使われたトランスを現代のMC型カートリッジの昇圧トランスとして使い、音の可能性を追求しました。さらには、昭和の歌謡曲のSPレコード再生など、今号はアナログの魅力に多面的に迫っています。
ヴィンテージオーディオのフォーカス企画は「WE755Aの新地平」です。20cm口径フルレンジユニットの原器ともいえる存在のウェスタン・エレクトリック755Aを、アルテックA7の大型エンクロージュアにマウントして鳴らします。ホームユース機も交えた9機種のヴィンテージ真空管パワーアンプとの組合せで、驚きの音が聴けました。「真空管試験機TV7の使い方」では、ユーズド真空管に注目すると存在が確実に浮かび上がるチューブテスターの定番機、TV7の機構、試験値の読み解き方を探ります。ペアマッチングの本来の意味合いを考えるなど、真空管ファンの必読企画です。
ヴィンテージ「WE755Aの新地平」
1947年にウェスタン・エレクトリック（WE）が開発した20cmフルレンジユニット755Aを、最初期アルテックA7用に開発された大型エンクロージュアH825にマウントして鳴らします。パワーアンプはアルテックやIPC、WEなど業務機以外にもラックスキットA3500やマランツModel8Bなど民生用ヴィンテージ機を組み合わせました。20cmフルレンジの驚くべき可能性を感じさせる音をリポートします。
実験工房「ヴィンテージ入力トランスでMC型デノンDL103を昇圧」
アルテック、アンペックス、WE、トライアッド、UTC製など、往年の業務機でインプットやインターステージに使われたトランスを現代のMC型カートリッジの昇圧トランスとして使う実践試聴です。入出力インピーダンスや昇圧比など仕様が多岐にわたるヴィンテージトランスをMC昇圧に使う留意点と意義も詳細解説します。
特集「管球式フォノイコライザーを注目アナログプレーヤーで聴く」
真空管式フォノイコライザーならではのアナログ再生の魅力を探ります。2つの価格帯で、テスターが注目するアナログプレーヤーをリファレンス機として使って試聴し、真空管が介在するアナログ再生の魅力、心に響く音の出方をリポートします。
「真空管試験機TV7の使い方」
インターネットの個人売買などでもしばしば登場するのが、往年の軍用機である真空管試験機TV7によるチェック値です。定番のチューブテスターとして趣味の対象にもなるTV7の使い方、試験値が持つ意味を、実際に操作しながら詳細解説します。
「昭和歌謡曲SP盤の電気再生」刑部芳則 × 新 忠篤
人気TVドラマで時代風俗考証を務め昭和の歌謡曲に精通する刑部芳則氏が、愛情を注いで止まないSP盤を試聴室にご持参。真空管式システムによる電気再生を通じて、大衆とともにある歌謡曲の魅力、SPでなければ聴けない音の味わいを、SP盤育ちを自認する筆者の新 忠篤氏と語り合います。
管球王国114号 掲載回路図の訂正とお詫び
管球王国114号（10月30日発売）の記事「マイ・ハンディクラフト」で73ページに掲載した回路図に誤りがありました。下の2図の通り訂正いたします。関係各位ならびに読者の皆さまにお詫びいたします。
管球式フォノEQ＋注目ADプレーヤー／My Handicraft 是枝重治6GB8ppモノ
WE755Aの新地平／実験工房 ヴィンテージ入力トランス
昭和歌謡曲SP盤／真空管で音楽に寄り添う／「音を作る現場」
○管球式フォノイコライザーを注目アナログプレーヤーで聴く
エントリー／ミドルクラス編 小野寺弘滋
ハイグレード編 山本浩司
［回路解説］大西正隆
なぜ真空管でフォノイコライザーを作るのか 是枝重治
［試聴フォノイコライザー］
ソフトンModel4、P＆CエレクトロニクスSHURE M65 2段NF型レプリカ、EAR Phonobox MM/MC Black、山本音響工芸EQB01、ウエスギU・BROS220R、カノア・オーディオPH2.10、オクターブPhonomodule、EMT EMT128、エアータイトATE3011、フェーズメーションEA2000、オーディオ・ノートGE7
［試聴アナログプレーヤー］
トーレンスTD1500、ヴァルテレMG1 PKG MK2、テクニクスSL1000R
○「音を作る現場」オーディオ・ノートの新試聴室 三浦孝仁
○新連載 真空管で音楽に寄り添う 和田博巳
♯1 YGアコースティクスTOR＋ウエスギU・BROS660
○My Handicraft マイ・ハンディクラフト
是枝重治◎6GB8プッシュプル・モノーラルパワーアンプFascination114
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土井雄三／新 忠篤／杉井真人
［試聴ユニット］
ウェスタン・エレクトリック755A
［試聴アンプ］
ラックスキットA3500、ダイナコMk IV、アルテック1568A、アルテックA326A、アンペックス6516、マランツModel 8B、IPC AM1027、アルテック1520T、ウェスタン・エレクトリックWE143A
○実験工房 ヴィンテージ入力トランスでMC型デノンDL103を昇圧
新 忠篤／岡田 章／小川一朗 ［トランス解説］岡田 章
ヴィンテージ入力トランスでMC型の音色を変える 岡田 章
［試聴トランス］
◎ヴィンテージ＝アルテック（ピアレス）15095A、アンペックス4580116-20、ウェスタン・エレクトリック264C、P＆Cエレクトロニクス／ウェスタン・エレクトリック270J、ノースエレクトリック製トランス、トライアッドHS1、トライアッドJAF13、UTC S6、UTC S5
◎現行昇圧トランス＝ゼネラルトランスFM-MCT1
○昭和歌謡曲SP盤の電気再生 刑部芳則／新 忠篤
○連載 ブルースのための球アンプ 林 正樹
Track.2 テキサスの乾いた殺伐とした感じと、マイカコンデンサ
○連載 クラングファルベに寄せて 小林正信
第13回 オイロネッテ・クラルトン・アンプ、そして音楽
○Interview ＆ Listening ウー・オーディオ ジャック・ウー氏 土方久明
○ハンディなバイアスチェッカー テクソルTEC-BC1
○Close-up Components フェーズメーションSA1500 三浦孝仁
○2024 秋の注目新製品試聴
傅 信幸／三浦孝仁／吉田伊織 ［FEATURING DISC］吉田伊織