フランス老舗映画会社「Gaumont(ゴーモン)」セレクション 12月・1月に特集配信&放送決定! | ニュース | 【スターチャンネル】映画・海外ドラマの放送・配信サービス

2023/11/17

フランス老舗映画会社「Gaumont(ゴーモン)」セレクション 12月・1月に特集配信&放送決定!

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愛しのプリンセスが死んだワケ
ジェーン・バーキン、カトリーヌ・ドヌーヴも出演!知られざる注目のフランス映画を紹介!

「映画のアトリエ 〜フランス映画の秘宝を探して〜」トークイベント開催決定!

ゲスト:ゆっきゅん、三浦哲哉(映画評論家)、須藤健太郎(映画批評家)




 スターチャンネルは、世界で最も古い映画会社のひとつ、フランスの「Gaumont(ゴーモン)」の作品群の中から、日本では観る機会の限られた“レア”作品を中心に、全10作品を “「Gaumont(ゴーモン)」セレクション”と題し、12月・1月の2ヵ月に渡って特集配信&放送いたします。今回、作品セレクトを担当いただいたのは、「カイエ・デュ・シネマ・ジャポン」誌元編集委員で、アンスティチュ・フランセ(主に東京日仏学院)にて、映画プログラム主任としてご活躍されている、坂本安美氏。



 12月の日本初公開作品は、ベルナデット・ラフォン(『ママと娼婦』)主演のドタバタ犯罪コメディ『ジャンキーばあさんのあぶないケーキ屋』と、女優、監督、脚本家と幅広く活躍するヴァレリー・ルメルシエ(『ヴォイス・オブ・ラブ』)が監督・脚本・主演を兼任した『愛しのプリンセスが死んだワケ』の2本。また1月の日本初公開作品として、劇作家としての活躍でも知られる名匠サッシャ・ギトリ監督が不倫のドタバタ劇をテーマにした激レアコメディ『これで三度目』と、フランソワ・トリュフォーもプロデューサーとして参加した『裸の幼年時代』をお届けします。また、今年惜しまれつつもこの世を去ったジェーン・バーキンの主演作『放蕩娘』など、初公開ではないもののソフト廃盤などで現在はなかなか視聴する機会のない注目映画の作品群を配信と放送でご紹介します。



 さらに、この「Gaumont(ゴーモン)」セレクション特集を記念して、東京日仏学院(アンスティチュ・フランセ東京)にて「映画のアトリエ 〜フランス映画の秘宝を探して〜」と題した上映付きトークイベントを開催!ゲストに、大の映画通として知られるDIVAのゆっきゅん、映画評論家の三浦哲哉氏、須藤健太郎氏をお招きして、『放蕩娘』と『これで三度目』のスクリーン上映を行います。ここでしか出会えない珠玉の作品をぜひこの機会にご覧ください。









フランス老舗映画会社「Gaumont(ゴーモン)」セレクション(全10作品)



Gaumont(ゴーモン)ロゴ
配信:

Amazon Prime Video チャンネル「スターチャンネルEX」 https://www.amazon.co.jp/channels/starch

⇒全10作品を12月1日(金)より順次配信スタート!



放送:

◆PART1 <STAR2 字幕版>12月1日(金)~12月5日(火)21:00 5日連続放送 ほか

特集ページ:https://www.star-ch.jp/feature/detail.php?special_id=20231208



◆PART2 <STAR2 字幕版>1月9日(火)~1月13日(土)21:00 5日連続放送 ほか






フランス老舗映画会社「Gaumont(ゴーモン)」セレクションPART1 作品群



ジャンキーばあさんのあぶないケーキ屋
≪日本初公開≫『ジャンキーばあさんのあぶないケーキ屋』

配信:12月1日(金)スタート

放送日:12月5日(火)21:00~他



クロード・シャブロル作品への出演で知られるフランスの重鎮、ベルナデット・ラフォンが、大麻入りのお菓子を売るおばあちゃん、という型破りな主人公をコミカルかつチャーミングに演じる。そんな主人公の大麻密売に巻き込まれる友人役には、数々のペドロ・アルモドバル作品で強い印象を残してきたカルメン・マウラが登場。名女優たちが繰り広げるドタバタ劇は笑いあり、涙ありの心あたたまるフレンチ・コメディとなっている。



愛しのプリンセスが死んだワケ
≪日本初公開≫『愛しのプリンセスが死んだワケ』

配信:12月1日(金)スタート

放送日:12月1日(金)21:00~ほか


女優、監督、脚本家と幅広く活躍するヴァレリー・ルメルシエ(『ヴォイス・オブ・ラブ』)が今作でも監督・脚本・主演を兼任。架空のヨーロッパの王国を舞台に、突然夫が王位を継承することになり、女王の役目を任されてしまった主人公が、慣れない環境で奮闘するさまを描いたコメディ。フランスで絶大な人気を誇るルメルシエらしいウィットの効いたジョークの数々は爆笑必至。カトリーヌ・ドヌーヴが先代の女王の役で登場。



呼吸―友情と破壊
『呼吸―友情と破壊』


配信:12月1日(金)スタート

放送日:12月4日(月)21:00~ほか



『複製された男』、『イングロリアス・バスターズ』などで女優としても活躍するメラニー・ロランによる長編監督2作目。17歳の少女たちの自己愛と崩壊を美しい映像とともに描いた意欲作。転校生との出会いをきっかけに心を乱されるおとなしい主人公をジョセフィーヌ・ジャピが演じ、繊細で倒錯したキャラクターを見事に体現。高く評価された。2014年のカンヌ国際映画祭国際批評家週間で特別上映作品にも選出。




愛の犯罪者
『愛の犯罪者』

配信:12月1日(金)スタート

放送日:12月2日(土)21:00~ほか



マチュー・アマルリック主演の官能的で謎に満ちたサスペンス。『運命のつくりかた』のアルノー&ジャン=マリー・ラリユー兄弟が監督・脚本を務め、アマルリック演じる女好きの文学部教授が、関係を持っていた教え子の失踪事件をきっかけに彼女の義母や、別の教え子、自身の妹ら3人の女性に翻弄されるさまを描く。第26回東京国際映画祭では『ラヴ・イズ・パーフェクト・クライム』の題でコンペティション部門で上映された。



OSS 117 私を愛したカフェオーレ
『OSS 117 私を愛したカフェオーレ』

配信:12月1日(金)スタート

放送日:12月3日(日)21:00~ほか



第84回アカデミー賞で作品賞や監督賞など計5部門を制した『アーティスト』 のミシェル・アザナヴィシウス監督と、主演のジャン・デュジャルダンのコンビで送る大ヒットスパイコメディシリーズの第1弾。カイロを舞台にフランス人諜報員OSS117が大騒動を巻き起こす。1960年代のスパイ映画のパロディとなっており、徹底的に再現された映像もみどころ。第19回東京国際映画祭では東京サクラグランプリ受賞。






フランス老舗映画会社「Gaumont(ゴーモン)」セレクションPART2 作品群





これで三度目
≪日本初公開≫『これで三度目』

配信:1月5日(金)スタート

放送日:1月12日(金)21:00~ほか



映画監督として、劇作家として数多くの作品を発表してきたフランスを代表する作家、サッシャ・ギトリが1952年に発表したコメディ作品。これまで驚きの理由で2人の女性に浮気され、離婚を経験してきた主人公が3人目の妻の浮気こそは阻止せんと過去の経験を語ってみせる。主人公の男を演じるのはセザール賞で名誉賞も受賞した名優、ベルナール・ブリエ。ギトリ自身も、3人目の妻の浮気相手の俳優役として物語を盛り上げる。



放蕩娘
『放蕩娘』

配信: 1月5日(金)スタート

放送日:1月13日(土) 21:00~ほか



ジャック・ドワイヨン監督が、バーキンを主演に製作した衝撃作。本作で出会ったふたりはその後夫婦関係になったことでも知られている。精神的に不安定でな主人公のアンをバーキンが演じ、その鮮烈な演技と圧倒的な存在感で見る者を魅了する。そんなアンの父親役は『軽蔑』などのフランスの名優ミシェル・ピコリが演じ、その苦悩を見事に表現。フランスを代表する才能が一同に会し作られた美しも恐ろしい家族の物語となっている。



ある女の愛
『ある女の愛』

配信: 1月5日(金)スタート

放送日:1月10日(水) 21:00~ほか



フランス映画史上でも最も偉大な映画作家のひとりとして近年再評価されてきたジャン・グレミヨン監督がキャリア後期の1953年に発表した作品。ブルターニュの離島に医師として赴任してきた主人公のマリーが、少しずつ島の住民に腕を認められていく一方で、ある男性と運命的な恋に落ちたことで、自身のキャリアと愛との間で選択を迫られる様子を描く。島の自然の美しい情景や計算しつくされたショットの数々が美しい1本。




裸の幼年時代
『裸の幼年時代』

配信:1月5日(金)スタート

放送日:1月11日(木) 21:00~ほか



オリヴィエ・アサイヤスら多くの映画作家に影響与えてきた名監督モーリス・ピアラが44歳のときに発表した長編デビュー作であり、ヴェネチア国際映画祭正式出品作。フランソワ・トリュフォーもプロデューサーaとして参加。里子に出された問題ばかり起こす少年と、彼を受け入れようとする里親を描く。主演の少年も含めプロの俳優ではない人々を起用し作り上げられたピアラならではのリアリズムが、作品に特別な没入感を生み出す。



明日はない
『明日はない』

配信:1月5日(金)スタート

放送日:1月9日(火) 21:00~ほか



女性を主人公にした名作の数々を世に送り出し「女性映画の巨匠」と呼ばれるマックス・オフュルス監督による悲劇的なメロドラマ。ある事情からキャバレーで踊り子として働く主人公が、再会した昔の恋人にその姿を見せまいとついた嘘と、その顛末を描く。主人公のエヴリーヌを演じるのは『双頭の鷲』で知られるエドウィジュ・フィエール。オフュルス監督ならではの流麗な映像で、運命に翻弄される悲しきヒロインの姿を映し出す。








世界で最も古い映画会社のひとつ、フランスの「Gaumont(ゴーモン)」の作品群の中から選りすぐった10本のレア作品が2023年12月と2024年1月の2カ月連続、スターチャンネルにて放送・配信されます。これを記念して、東京日仏学院(アンスティチュ・フランセ東京)にてトークショー付き特別上映を開催。ここでしか出会えない珠玉の作品を特別ゲストによるトークとともにぜひ発見ください。



◆12月8日(金)

18:00 上映『放蕩娘 La fille prodigue』(98分)

19:40 アフタートーク(約60分) ゲスト:三浦哲也、ゆっきゅん



◆12月10日(日)

15:30 上映『これで三度目 Je l’ai été trois fois』(83分)

17:00 レクチャー(約60分) ゲスト:須藤健太郎

※上映:無料/イベント参加費:2,000円



詳細・参加お申込:

https://www.institutfrancais.jp/tokyo/agenda/cinema202312081210/



《「映画のアトリエ 〜フランス映画の秘宝を探して〜」トークイベント》

日時:12月8日(金)/12月10日(日)

会場:東京日仏学院(アンスティチュ・フランセ東京/東京日仏学院)

ゲスト:三浦哲哉/ゆっきゅん/須藤健太郎

上映作品:『放蕩娘』/『これで三度目』

主催:東京日仏学院(アンスティチュ・フランセ東京)

共催:スターチャンネル


ゆっきゅん
トークゲスト:ゆっきゅん



DIVA。1995年、岡山県生まれ。青山学院大学文学研究科比較芸術専攻修了。サントラ系アヴァンポップユニット「電影と少年CQ」としてのライブを中心に、個人では映画やJ-POP歌姫にまつわる執筆、演技、トークなど活動の幅を広げる。