チート
別名:チート行為,チーティング
【英】cheating
チートとは、主にコンピュータゲームにおいて、データの改竄をはじめとする不正な操作によって製作運営側が想定していない(不本意な)結果を得ることの通称である。あるいは、ゲームやアニメ等において桁違いの能力により他を圧倒するようなキャラクター、およびその能力を指すこともある。
ゲームにおける不正行為としてのチートは、特にオンラインゲームやソーシャルゲームにおいて、キャラクターのレベルや所持金(仮想通貨)額を引き上げたり、ガチャを引ける回数を水増ししたり、レアカードを入手したり、といった目的で行われることが多い。運営側のビジネスモデルを破壊する行為でもあり、ゲーム性そのものを損なう行為でもあり、日本では法律にも抵触する。2016年10月にはオンラインゲーム「ドラクエX」でチートを行った男が刑法(電磁的記録不正作出及び供用)の罪に問われ書類送検されている。
なお英語における「チート」の本来の意味は、動詞としては「欺す」「騙し取る」「不正をする」、名詞としては「詐欺師」「いかさま師」といった意味である。日本語における「カンニング」(テストの盗み見などを指す表現)は英語ではcheatの語で表現されることが多い。
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