2021年12月8日から12月10日まで「持続可能な社会の実現に向けて」をテーマに掲げた社会課題の解決を目指す展示会「エコプロ2021」に出展いたしました。非常に多くの来場があり、サステナビリティに関する取り組みへの関心の高さがうかがえました。当社ブースにもお子様や学生さんから、企業関係者、自治体の方まで多くの方にお越しいただいたイベント。その様子をレポートします。
エコプロ2021概要
展示会会場 | 東京ビックサイト 東ホール 東京都江東区有明3-11-1 |
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開催日時 | 12月8日(水)~10日(金)10:00~17:00 |
エコプロ2021オフィシャルサイト | https://eco-pro.com/2021/ |
ソフマップブース展示内容
ソフマップブース出展場所 | 東3ホール【3-039】 |
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来訪者数 | 約7,000名 |
小学生向け体験コーナー参加者数 | 約1,000名 |
展示内容 | ①IT資産の適正処理パネルとバーチャル工場見学 ②メディアシュレッダー体験とマテリアルの展示 ③廃材を使用するアーティスト、長坂真護さんの作品展示 ④個人向け買取総合サービス「ラクウル」を通じたリユースエコノミーサイクルの紹介 ⑤【小学生向けコーナー】パソコン廃材を使ったアート作品づくり体験 |
会場準備の様子
イベントの約1週間前から会場に入り、ブースの設営を行いました。特にメディアシュレッダーは今回の展示の目玉として入念に整備、会場に設置しました。また、データ消去や機器の廃棄過程の追跡システムも多くの関心を集めていました。
【展示にご協力いただいた関係者様より】
- メディアシュレッダーについて
晃立工業株式会社 常務取締役 福廣早代様
パソコンをはじめとしたIT資産を、安心してリサイクルに出していただくために重要なのが情報漏洩の防止対策。大切な情報が記録されているHDDやSSD、USBなどを的確なサイズにまで粉々に物理破壊することで、漏洩を完全にシャットアウトすることができます。
(晃立工業株式会社:https://koritsu.com) - バーチャル工場見学コーナー「ETTMS」について
株式会社ウルトラエックス 大泉様
「ETTMS」は総務省のガイドラインに則った追跡システムです。
情報機器を廃棄する際には引き取りから消去作業など複数の処理工程が必要となりますが、全ての工程をETTMSで追跡する事により依頼者はリアルタイムで確認が可能となりました。より安心安全な消去サービスをご検討ください。
(株式会社ウルトラエックス:https://www.uxd.co.jp/)
開催中の様子
ブース内の場所によって展示内容を分けることで、多くの方に楽しんでいただくことができました。
また、メディアシュレッダーやリサイクルアート作りなど、実際に体験していただく展示も用意したことで、機器の適正処理やリサイクルについてより身近に感じるきっかけづくりを目指しました。
(以下、画像右側より、展示内容の詳細紹介)
IT資産の適正処理の流れや事例をまとめた「紹介パネル」や、使用済パソコンの再生工程と再生不可能なパソコンのリサイクル処理過程を実際に見ているような感覚で楽しめる「バーチャル工場見学」は、分かりやすく学べる好評の展示となりました。
HDDやSSD、USBメモリなどの記憶媒体を破砕処理する「メディアシュレッダー」を展示し、実際に破砕される様子を体験していただきました。
普段目にすることのない機器の体験ということもあり、多くのご来場者に興味を持っていただきました。中学、高校の授業の一環として来場された学生さんも多く、メモを取りながら熱心に説明を聞かれていました。
廃材を使ってアート作品を制作する、長坂真護(ながさかまご)さんの「サステナブルアート展示コーナー」。
長坂さんは、 “世界平和と環境保全の創造“を目指し活動していて、以前ソフマップとコラボレーションをしていただいたこともあり、今回の展示が実現しました。
(過去のレポートはこちら)
パソコンなどの廃材が海外に捨てられている現状を目の当たりにし、それらの廃棄物を使ってアート作りあげることで、売上を現地の教育等に貢献するという取り組みを行う注目のアーティスト。ソフマップもその取り組みに賛同し、応援しています。
買取総合サービス「ラクウル」のご紹介パネルは、サイト等でも掲載しているイラストや漫画を用いることで、分かりやすさと親しみやすさを重視しました。
「ラクウル」とはアプリで申し込み、段ボールに詰めて送るだけの手軽な買取サービス。パソコンやゲーム機などの電子機器のほか、衣類・ブランド品、ゴルフ用品、キャンプ用品から家具まで、家中まとめて買取します。リユースを通じて循環型社会の形成に貢献するサービスです。
※買取対象商品はラクウルwebをご覧ください。
メモリーやキートップなど、パソコン廃材を使用して楽しめる小学生向けのリサイクルアートコーナーは、連日多くの子供たちでにぎわいました。女性活躍推進チームのメンバーがキッズサポーターとして参加し、安全にアートを楽しめるようサポートしました。
「エコプロ2021」への出展により、ソフマップの取り組みをより多くの方に知っていただくことができました。さらに、様々な方が持続可能な社会やサステナビリティへの関心をお持ちだということも改めて知る機会になりました。
今後もリユース事業、ITAD事業などを通じて、環境循環型社会の形成実現やSDGs目標の達成に貢献していきます。