Instagram最新アルゴリズム構造に関して解説します!

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Instagram最新アルゴリズム構造に関して解説します!

SAT_インスタアルゴリズムバナー0727Instagramでは、フォローしていない人がオススメ欄に出てくることや、発見で自分好みの写真が多くでてくる、またはストーリーズで自分の興味のある広告が流れてくることがありますよね。多くの人が一度はその仕組み(アルゴリズム)について疑問に思ったことがあるのではないでしょうか?

 

実は、Instagramでは、フィード、発見、リール、ストーリーズなど、各パートで人々の使い方に合わせた独自のアルゴリズムが採用されています。そこで今回は、各項目における重要指標をランキング形式でご紹介します!

 

目次

・フィードのアルゴリズムのしくみ
・発見のランキングアルゴリズムのしくみ
・リールのランキングアルゴリズムのしくみ
・ストーリーズのランキングアルゴリズムのしくみ
・まとめ

 

 

フィードのアルゴリズムのしくみ

Instagramのフィードでは、利用者がフォローしているアカウントの投稿だけでなく、興味を引く可能性のあるアカウントのおすすめコンテンツや広告も表示されます。動画、写真、カルーセルなど、様々なフォーマットが使われます。
フォロー中のアカウントが最近シェアした投稿に加えて、まだフォローしていないが興味がありそうなアカウントの投稿も表示されます。興味がある要素は、最近フォローした人や最近の「いいね!」などのアクションなど、様々な要素に基づいて判断されます。
例えば、写真が好きな利用者には写真が多く表示されるなど、様々な要素が考慮されます。これらの情報を「シグナル」と呼び、数千ものシグナルが存在します。投稿がシェアされた時刻や使用されているデバイス、動画に対する「いいね!」の頻度など、あらゆる要素がシグナルとなります。

 

― 最も重要なシグナルを重要度順に挙げると次のようになります ―

1. 本人のアクティビティ

本人が「いいね!」「共有」「保存」「コメント」した投稿から、その人が興味を持ちそうなコンテンツを学習していきます。

 

2. フェード投稿自体の情報

その投稿の人気を計るシグナルで、何人がどのくらいの速さで投稿に「いいね!」「コメント」「シェア」「保存」をしているかを評価します。また、コンテンツ自体の他のシグナル(投稿時間やタグ付けされている場所)も考慮されます。

 

3. 投稿者についての情報

これは、投稿者が利用者にとってどの程度興味深い人物なのかを知るためのもので、過去数週間に投稿者が他の利用者とどのくらい交流があったのかといったシグナルも含まれます。

 

4. 本人と投稿者のやり取りの履歴

利用者が一般的に特定の人からの投稿を見ることにどの程度興味があるのかを知ることができます。例としては、お互いの投稿にコメントしているかどうかです。

 

 

 

発見のランキングアルゴリズムのしくみ

発見タブは、新しいコンテンツを見つけやすくするための機能です。おすすめの写真や動画がグリッド形式で表示されます。
まずは、Instagram側で興味を持つであろう投稿を見つけるために、過去の「いいね!」や「保存」などのアクティビティを確認します。興味を持つであろう写真や動画を集めた後は、それぞれのコンテンツに対するあなたの興味の度合いを予測し、それに基づいて並び替えます。興味の度合いを予測するためには、コンテンツに対して起こす可能性の高いアクションを予測します。

 

― 最も重要なシグナルを重要度順に挙げると次のようになります ―

1. フィード投稿自体の情報

投稿がどれだけ人気なのかをみています。投稿がどれだけ多く、そして早く「いいね!」や「コメント」「共有」「保存」されているかをシグナルとして評価しています。
このシグナルは、フィードやストーリーズよりも発見ではより重要になります。

 

2. 発見タブでも本人のアクティビティ

本人が「いいね!」「コメント」「共有」「保存」した投稿や、過去に「発見」タブで投稿にどのようにアクションしたのかのシグナルをさします。特定のタイプの投稿とエンゲージメントした場合、エンゲージメントした元の投稿に似たコンテンツがより多く表示されるようになります。

リールは発見タブと同様に、表示される投稿の大部分は、フォローしていないアカウントの投稿です。
まずは、興味を引く可能性の高いリール動画を集めた後、興味度の予測に基づいて並び替えを行います。その後、4つの指標をもとにタイムラインに表示されていきます。

 

3. 本人と投稿者とのやり取りの履歴

ほとんどの場合、発見タブはフォローしていない投稿者がシェアしたものですが、もしその投稿者と交流があれば、その投稿者がシェアした内容にどれだけ興味があるのかを知ることができるため、シグナルとして評価されています。

過去数週間に何回その投稿者とのやり取りがあったかなどのシグナルです。過去数週間に何回その投稿者とのやり取りがあったかなどのシグナルです。

 

4. 投稿者についての情報

過去数週間に何回その投稿者とのやり取りがあったかなどのシグナルです。

 

リールのおすすめ掲載コンテンツの評価方法の変更

※2024年5月時点

これまではフォロワーからのエンゲージメントでの評価がメインであったため、フォロワーが多ければ多いほどおすすめに表示がされやすい傾向がありました。

 

しかし、今後は「フォロワー内外関わらずコンテンツとの親和性が高いユーザーグループ」からのエンゲージメントが評価基準となるため、フォロワーの大小に関わらず、コンテンツの良し悪しでおすすめ表示が決まる仕様に変更となります。

 

※既存のフォロワーへのリーチには影響しません。

(2024年5月より徐々に実装を開始し、2024年の後半頃にはアルゴリズム変更の影響が大きくなり、リーチの変化が実感できるようになる予定です。)

 

リールのランキングアルゴリズムのしくみ

リールは発見タブと同様に、表示される投稿の大部分は、フォローしていないアカウントの投稿です。
まずは、興味を引く可能性の高いリール動画を集めた後、興味度の予測に基づいて並び替えを行います。その後、4つの指標をもとにタイムラインに表示されていきます。オーディオトラックやビジュアルなど、動画内のコンテンツに関するシグナルや、人気度に関するシグナルです。

 

― 最も重要なシグナルを重要度順に挙げると次のようになります ―

1. 本人のアクティビティ 

ユーザーが最近「いいね!」「保存」「共有」などのエンゲージメントをしたリールなどを考慮します。これらのシグナルでそれぞれのユーザーに関連する可能性のあるコンテンツを学習しています。フォロワー数やエンゲージメントレベルなどの人気度合を考慮し、幅広い人々から魅力的なコンテンツを見つけ、全ての人に視聴者を見つけるチャンスを提供します。

 

2. 本人と投稿者とのやり取りの履歴

「発見」と同じように、本人が知らないユーザーが作った動画だったとしても、その投稿者と過去に交流があれば、投稿者がシェアしたコンテンツにどれだけ興味をもっているのかが予測できます。

 

3. リール動画自体の情報

オーディオトラックやビジュアルなど、動画内のコンテンツに関するシグナルや、人気度に関するシグナルです。

 

4. 投稿者についての情報

フォロワー数やエンゲージメントレベルなどの人気度合を考慮し、幅広い人々から魅力的なコンテンツを見つけ、全ての人に視聴者を見つけるチャンスを提供します。

 

 

ストーリーズのランキングアルゴリズムのしくみ

ストーリーズでは、フォローしている人の投稿と広告が表示されます。ランク付けするときには、まずフォロー中の人の投稿をすべて集め、Instagramのコミュニティガイドラインに違反しているものを取り除きます。その後、3つのインプットシグナルを考慮します。

 

─ 最も重要なシグナルを重要度順に挙げると次のようになります ─

1. 閲覧履歴

利用者がアカウントのストーリーを見る頻度を調べるものです。これにより利用者が見逃したくないと思うアカウントのストーリーを優先的に表示することができます。

 

2. エンゲージメント履歴

利用者がそのアカウントのストーリーに「いいね!」や「DM」を送るなど、どの頻度で関わっているのかを見ています。

 

3. 親密性

投稿者との関係を総合的に判断し、友人や家族としてどれくらいあるのかを見ています。

 

 

まとめ

本記事ではInstagramのアルゴリズムについて解説しました。

貴社のアカウントをユーザーのオススメに表示させるには、発信者がどれだけユーザーとコミュニケーションをとっているかが、重要になってきます。そのため、積極的にコミュニケーションをとっていくことが大切です。
Instagramを通して、多くのユーザーに貴社の存在をアピールしていきましょう!

 

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