【大阪】 from STAFFキャンプ場にいくなら vol. 2
広報課Aimi Ono/小野 愛実
Prologue
スノーピークでは全国でキャンプフィールドを運営しており、毎年多くのキャンパーが訪れています。でも、せっかくキャンプへ出掛けるなら、その周辺エリアも味わってほしいもの!そこで、キャンプと併せて訪れたい各地の魅力をスタッフがお伝えします。
大阪の中心部から車で40分。Snow Peak MINOH Campfield。
今回、東京オフィスで働く小野が、スノーピーク箕面キャンプフィールドがある大阪府箕面市を訪問。大阪在住のストアスタッフ岸本の案内で、箕面市と周辺地域を車で巡ります。
この地域でどんな場所や人に出会えるのでしょうか!?さっそく出掛けてみましょう!
【おじゃましたところ】
・EMMA COFFEE(コーヒー)
・ゆらぎスタイル箕面店(スキンケア用品)
・久國紅仙堂(お土産)
・箕面ビール本社併設WAREHOUSE(クラフトビール)
◇商店をリノベーションしたEMMA COFFEE。
落ち着いた雰囲気で温かみを感じる店内。
スタッフ 小野:
「最初に向かったのは、キャンプフィールドから7km程北東にある豊能町余野のEMMA COFFEE(エマコーヒー)さん。元々ここは中西商店という代々続いてきた家族経営の日用品店で、現在は4代目でバリスタの中西信一朗さんがカフェを営んでいます。」
ボリューミーなベーグルサンドが絶品。
「2014年にカフェを始め、当時は日用品が並ぶ店の一角でコーヒーを出していたそうですが、現在はカフェがメインで、2階はコワーキングスペースやギャラリーになっています。店内奥には焙煎所も設けられています。」
コーヒーの香りに癒されるひと時。
「テーブルや椅子などの家具は中西さんによるDIYで、音楽が好きだったお父様の思いを受け継ぎ、シンバルを使ったペンダントライトを吊り下げるなど、音楽をテーマにしているのも特徴です。
店内では自家焙煎のコーヒーや、チーズのテリーヌ、ベーグルサンドなどが味わえます。私が飲んだコーヒーはとてもフルーティーでおいしかったですよ!」
◇「実生のゆず」を使ったケア用品に出会う。
豊かなゆずの香りが充満する癒しの空間。
スタッフ 小野:
「その後に訪れたのは、箕面市牧落にあるゆらぎスタイル箕面店さん。セラピストのキャリアを持つ岡山栄子さんが代表を務めるお店で、ここでは、箕面の特産品である「実生のゆず」を使ったスキンケア用品を扱っています。」
箕面の実生ゆずを使った様々なアイテムが揃う。
「ゆずは接ぎ木で人工的に育てられるのが一般的ですが、箕面の実生のゆずは種から育てられ、実が採れるようになるまでに18年もかかるのだとか。実が大きく香りが強い実生ゆずは1,200年以上前から同じDNAを持っているそうですよ。」
代表の岡山さんと。実生ゆずについて詳しく教えてくれた。
「こちらで扱っているケア用品には、ゆずの皮やワタまで無駄なく活用しています。大阪大学発バイオベンチャー企業と共同でラボを立ち上げ、実生ゆずに含まれる成分の抗老化作用なども確認し、治験をした上で商品化しているそうです。化粧水を試してみたら、とてもしっとりとしていて、和の香りに癒やされました!」
◇お土産おすすめ!もみじの天ぷら。
レトロな雰囲気に歴史を感じる。
スタッフ 小野:
「次に向かったのは、箕面駅のすぐそばにある久國紅仙堂(ひさくにこうせんどう)さん。こちらでは、もみじの葉っぱを揚げた「もみじの天ぷら」を販売しているんです。
約1,300年前、箕面山で修業していた僧侶が滝に映えるもみじの美しさを称え、行灯の油でもみじを揚げて旅人に振る舞ったのがの始まりと言われています。」
一枚一枚丁寧に揚げるのはまさに職人技。
「もみじの天ぷら作りは、食用のもみじの葉を収穫し、それを1年間塩漬けにするところから始まります。その後に、水洗いして形を整え、水分を抜き、衣を付けて油で揚げていきます。全てが手作業で、きれいな葉っぱの形に揚げるのには熟練の技が必要なのだそう。」
懐かしい味わいにほっこり。
「カリカリッとしたカリントウのような食感に、瓦せんべいのような風味。塩やチョコ、七味などいろいろな味があり、おやつとしてはもちろん、お酒のおつまみにも良さそうです!」
◇箕面が誇るクラフトビール!
見た目もテイストも豊富で心ときめく。
「そして、この日最後に訪れたのが、箕面ビール本社併設のWAREHOUSE(箕面市牧落)です。箕面ビールさんはスタウト(黒ビール)で有名なブルワリーで、海外のビールコンテストで金賞を何度も獲得しています。」
フレッシュなビールを楽しめる。
「WAREHOUSEはパブのようなお店で、食事をしながらビールを味わえるんです。箕面ビールは日本各地で飲めますが、工場のすぐそばにあるこの直営店では、作りたての味を楽しめます。スタウトやピルスナーなどの定番から、季節限定のシーズナルビール、大阪限定ビールまで、10種類くらいありました。」
種類が多く、なにを買おうか悩ましいほど。
キャンプフィールドまで車で20分程の場所なので、ここでビールを調達するのもいいですね。
雰囲気も良く、おいしく飲める店内。
Epilogue
箕面地域を巡るのは今回初めてでしたが、たくさんの特色あるお店に出会えました。もみじの天ぷらや箕面ビールはキャンプ場でも楽しめますし、おみやげにも喜ばれると思います。キャンプの後にカフェに立ち寄り、くつろいで過ごすのもいい時間になりそうです。
箕面がゆずの産地であることも初めて知りました。スノーピークでもイベントを通して実生ゆずの魅力を伝えていけたらいいなと考えています。
キャンプと合わせて楽しみたい地域の魅力。次回はまた別のキャンプフィールド周辺エリアをご紹介します。お楽しみに…!