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一期一笑
2019/01/01
vol.62 道院で新春法会・修練始め
冷たい道衣を羽織り、帯を締める。不思議と身心ともに引き締まり、寒さを感じない。寒さより今年一年の修練が始まる「喜び」が勝る。心新たに2018年のスタートである。
早朝より社会人や学生拳士が中心となって会場準備を行いました。法要は保護者や関係者が見守る中、鎮魂行を行い、演武奉納、年間出席優秀者へ…
一期一笑
2018/11/01
vol.61 親子演武を夢見て
私が少林寺拳法を始めたのは十歳のころだった。運動嫌いだった私は、親に連れられて仕方なしに通っていた。それが自分から積極的にやろうという姿勢に変わるまでには相当な年月がかかった。
それに比べて、私の娘は運動好き。小学二年のときに少林寺拳法を始め、今年で二年目である。そしてなんと、拳歴二年目にして…
一期一笑
2018/09/01
vol.60 少林寺拳法と歩む第二の人生
愛知吉良道院と岡崎中部道院の入門式が執り行われました。岡崎中部道院は私が入門した道院で、愛知吉良道院は現在所属している道院です。私も法衣と輪袈裟を着用して式に参列しました。普段の練習とは道場の雰囲気も違い、少年部の子供たちの緊張感が伝わってきます式次第に則り厳粛に進み、「小練すれば小成し、大練すれ…
一期一笑
2018/07/01
vol.59 やっぱり、少林寺拳法がいい
僕は現在高校3年生です。小学校のときは、タドツスポーツ少年団に入会し、多度津中学校でも少林寺拳法部に入部しました。進学した高校には少林寺拳法部がなかったのでサッカー部に入部し、少林寺拳法は休籍しました。しかし高校2年生から復帰し本部道院で修練しています。
スポーツ少年団に入ったときは親のすすめ…
一期一笑
2018/05/01
vol.58 温かく柔らかく育ってほしい
幼稚園年長の子どもを道院に通わせていますが、最初道院で“絵本の読み聞かせ“と聞いた時、道院は修練を行う場だと思っていたので珍しい試みだなぁと思いました。
しかし修練後などの短い時間ですが、仲間とお互いの体温を感じるほど肩を寄せ合って一緒に笑い、読み手の方に自然に体と目を向け、相手の話を熱心に聞…
一期一笑
2018/03/01
vol.57 父子をつなぐ最高のツール
「オレ、少林寺拳法をしていて良かった。以前はクラスでも周りにビクビクして、学校が面白くなかった。けど今は、自信ができて、友達もできて、学校が楽しくなった。ありがとう。」ある日、高校一年生の息子がこんなことを口にしました。「良かった」と感慨深いものがありました。
私たち父子は、2013年に揃って入…
一期一笑
2018/01/01
vol.56 架け橋が織りなす仕合せ
本山仁王門、43年前に初めてくぐり、今回数十年ぶりに合掌礼をすることができました。少林寺拳法創始70周年記念事業のブルースカイキャンパスin多度津に参加するため、齋野道院長はじめとする道院幹部6人で帰山したからです。
「お帰りなさい」と迎えてくれた本山職員は、学生時代の一年後輩でした。門と人が…
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2017/11/01
vol.55 師と縁
大学少林寺拳法部入部から今では43歳となったいまも、現役拳士として継続していますが、振り返ってみると、人生の要所は金剛禅とつながっているなぁとつくづく感じます。
大学時代から技の修練だけでなく、少林寺拳法の教えにはとても興味がありました。社会人になり、結婚を迎えた時も、妻との出会いは少林寺拳法…
一期一笑
2017/09/01
vol.54 心に根ざす金剛禅
少林寺拳法に出会って11年。思い起こせば、息子が小学3年生の時に「友達と一緒に少林寺拳法をやりたい!」と言い出したのが全ての始まりでした。当時私は、少林寺拳法は武道の一種という程度の知識しかなく、「男子たる者、武道を経験するのもいいことだ。」くらいの考えでおりました。息子の送迎から始まり、保護者と…
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2017/07/01
vol.53 かけがえのない時間と場所
私は2年前より少林寺拳法健康プログラムに参加しています。2人の子どもを出産し、運動も数年していなかったので、運動不足を感じ、小学2年の娘と1歳の息子を連れて参加していました。
娘は一緒にできるのですが、息子は私にくっついて離れないので、抱っこしたままできる範囲で体を動かしていました。見かねたM…
一期一笑
2017/05/01
vol.52 年に一度の合掌礼
思えば35年前、九州の大学にすすんだ時、「強くなりたい」という思いから、何か武道を始めようと考えていたところ、キャンパスでクラブ勧誘していた先輩から「香川県出身で少林寺拳法以外に何をやるんだ」という殺し文句で少林寺拳法部に入部しました。在学中に少拳士弐段まで允可を受けることができましたが、就職とと…
一期一笑
2017/03/01
vol.51 少年拳士に教わった「本気」
学校が終わって、疲れた顔で道場に入ってくる少年拳士。練習は休まず来ていたが、活気がなくいつも小さな声で合掌礼。そんな彼が初段を受けたいと道院長にポツリとつぶやいた。
受験まで後2カ月、道院長から指導の担当を任された。本人にその事を話したが、返事は小さな声で「お願いします」の一言。どんな指導形…