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指導者が成長するためのONE POINT

2019/07/01

ケガしたときには 「あ・れ・やっ・た」

ケガしたときには 「あ・れ・やっ・た」

 少林寺拳法の稽古中や講習会・大会中に、しばしばケガが起きることがあります。すり傷(擦過創)、切り傷(切創)など出血を伴うケガから打ち身(打撲・挫傷)、捻挫、骨折、脱臼などのケガです。  医学的には、皮膚が破れて出血しているケガを「創」、皮膚は破れていないケガを「傷」と区分します。したがって切り傷…
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2018/12/25

待つわ

待つわ

東京健康リハビリテーション総合研究所 所長     武藤芳照の視点   ~   「待つわ」  「待てど暮らせど来ぬ人を……」の「宵待草」(竹久夢二作詞)、「待ちぼうけ」(北原白秋作詞)などの日本の愛唱歌・童謡や、「俺は待ってるぜ」(歌:石原裕次郎)、「待つわ」(歌:あみん)などの歌謡曲には、人が誰…
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2018/06/28

ルールと安全を守る

ルールと安全を守る

東京健康リハビリテーション総合研究所 所長 武藤芳照の視点  スポーツや武道にケガはつきもの、と言われます。ルール・規則を守っていても、激しくぶつかり合う格闘競技的要素の入ったアメリカン・フットボールやラグビー、サッカー、バスケットボールなどのスポーツで、負傷する例は少なくありません。個人競技と…
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2018/01/05

からだを育み 心を育み つながりを育む

からだを育み 心を育み つながりを育む

「四十にして惑わず。五十にして天命を知る。六十にして耳順(した)がう。七十にして心の欲する所に従って、矩(のり)を踰(こ)えず」(論語)と言います。人間の年代に応じた生き方を示しているものですが、組織・団体の年月に応じた行動姿勢を表現しているようにも思えます。  少林寺拳法連盟は、今年、発足か…
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2017/06/28

新入生への指導力

新入生への指導力

 女性同士の先輩と新入生との会話。「もしわかんないことがあったら、何でも聞いて」、「ハイ!」。「でも、ちゃんと自分で考えなきゃダメだからね!」、「ハイ!」。実は、幼稚園の年長組の女の子と新入園児の女の子との会話です。朝、手をつないで並んで幼稚園に向かって歩いている時に、近くを通りかかってたまたま耳に…
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2017/02/28

正しい言葉

正しい言葉

およそ「師」や「士」などの付く専門職や「先生」と呼ばれる人は、様々な場面で他者に語りかけることが求められます。少林寺拳法の指導者も、健康プログラムの会員や拳士らにいろいろな話をすることが多々あることでしょう。  先般、首相が「訂正云々(ていせいうんぬん)」を「……でんでん」と誤って読みました。某コ…
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2017/01/01

第5回 KYTと眼力

第5回 KYTと眼力

 TPPなどの英語の略称がよく用いられます。いったい何の略でどんな意味だったかをつい忘れてしまいがちです。  では、KYTはご存知でしょうか?実は、これは英語の略称ではありません。K(危険)Y(予知)T(トレーニング/訓練)の頭文字を並べたものです。元々は、労働災害の防止のための訓練法・教育法とし…
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2016/10/27

第4回 感性を磨く

第4回 感性を磨く

 教師、医師、弁護士、理学療法士、保健師、看護師、薬剤師、健康運動指導士、公認会計士など、末尾に「し(師・士)」が付く職種、資格の専門家が、さまざまな分野・領域で活躍しています。 少林寺拳法では、「拳士」がいてその指導者がいます。指導者には、数ある「し」の付く専門家同様の資質・能力が求められていると…
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2016/08/29

第3回 普段が大事

第3回 普段が大事

健康づくりと美容のために、定期的にフィットネスジムやスイミングクラブ等に通っている人々が随分と増えました。少林寺拳法の健康プログラムもそうした施設・教室の一つと言っても良いでしょう。ある特定の時間と場所でスポーツウエアや道衣に着替え、指導者の指示に従って活動し、それを継続することによって、健康を増進…
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2016/06/28

第2回 水から健康に

第2回 水から健康に

健康のために運動・スポーツを続けている中高年が増えています。少林寺拳法に限らずゴルフ、テニス、ウォーキング、水泳、登山など、いずれも気分を爽快にさせ、健康を増進し、生活習慣病を予防する効果もあり、無理なく楽しく永く続けるのがコツです。 運動をする時に大切な注意の一つが、「水を飲むこと」です。運動すれ…
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2016/04/28

第1回 しさくは きみの ために ある

第1回 しさくは きみの ために ある

 沈黙と暗黒の世界にあって、ひたむきにたくましく美しく生きる人が居ます。福島 智 東京大学教授です。3歳で右目を、9歳で左目を失明。14歳で右耳を18歳で左耳を失聴し、光と音を完全に失ったにも関わらず、「指点字」という他者とのコミュニケーション手段を開発・工夫し、バリアフリーの世界的研究者として活躍…
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2016/02/25

第6回 お互いさま

第6回 お互いさま

人気タレントグループのSMAPの解散騒動は、芸能界の裏面を垣間見せたという効果はあったが、何とも後味の悪い一幕でした。唯一最大の救いは、2020年パラリンピックのサポーターの立場と活動がこれで保たれたことのように思います。 「パラリンピック」という言葉は、1964年に東京で開催された時に用いられた和…