コミュニケーション文化学部 生活心理学科 - 学部・学科紹介 - 松蔭大学・大学院

「 考える」を身につけ、行動へ

「心理学の基礎」から心理学という学問のスタート地点に立ちます。心理学の歴史、研究方法、主な研究テーマを学ぶことができます。9つの「心理学基礎科目」を自由に組み合わせ、心理学の考え方を身につけます。
過去の事例を通して、日常で起こっていることについて、“気づく”力と“考える”能力を養います。


根拠を作るスキルを身につける

個々が感じる感情や思考などは一見すると捉えどころがありません。その感情や思考もある一定の法則や影響があります。心理学では、そのこころの状態や現象を捉えるための方法が重要になります。「心理学方法論科目」では、状態や現象を説明する根拠を作るスキルを身につけます。実際にデータを集め、分析し、考えることで“なぜ”と疑問に思ったことに対して、自ら説明することができるようになります。


社会との向き合い方を知る

私たちは社会と関わることで生活しています。仕事をするのも、友人と関わるのも、子育てをするのも社会との関わりが求められます。「応用心理学科目」では、産業・社会・発達から構成される多様な科目から複雑な現代社会に向き合うための知識の習得と考え方を身につけ、社会とうまく付き合うことができるようになります。


特色ある科目

行動観察法

誰か(ときには私)の“ こころ” についてもっと良く知りたいと思ったとき、いったい何が必要になるでしょうか。観察は、心理学における基本的な研究法の1つであるだけではなく、人間にとってもっとも重要な知の源泉です。行動観察法では、行動そのものだけではなく、人が残す痕跡など行動の周りにあるものもあわせて観察しながら、日常生活に役に立つ技を身につけます。

コミュニケーション心理学

この授業では、コミュニケーション場面における心理を理解するための社会心理学や臨床心理学の理論について具体例を挙げながら紹介します。その上でグループディスカッションを重ね、自分自身のコミュニケーションの取り方に気づき、さらに他者のコミュニケーションの取り方からも学びながら、コミュニケーション力を高めていくことをねらいとしています。

保育士養成課程

保育士の仕事は、子どもだけを保育すればよいのではなく、保護者との連携も重要な仕事です。保護者との質問に答えたり、相談や悩み事などのアドバイスをしたりとソーシャルワーク的な機能をもって子育て相談を行う必要があります。このような時に生活心理学科で心理を学びながら保育士資格を取ることは、将来の職業に就くときにも大変参考になります。

4つのステップ

  • 学ぶ「準備」

    心理学基礎科目から心理学の考え方を身につけます。心理学の専門知識を学ぶための準備をします。

  • 幅広い心理学の知識を「学ぶ」

    専門科目群から幅広く心理学のテーマについて学びます。

  • 知識の「応用」

    これまでの知識から自分の興味ある専門科目を選択し、応用的な知識を身につけます。

  • キャリア形成

    卒論の完成に向け、自分の興味を形にしていきます。また、そこから将来のキャリアを計画します。

卒業後の進路

生活心理学科では、仕事場面において、より適切に対応できる人材を育てることを目的としています。そのため、幅広い職業分野で活躍することができます。特に「人間を対象とする」分野での活躍が期待できます。

  • サービス業…小売、宿泊、飲食、運輸など。
  • 福祉関連事業…介護、保育、健康促進、健康管理、医療など。
  • 公共事業…学校、各種団体、官公庁など。

カリキュラム

カリキュラム・ポリシー(大学・コミュニケーション文化学部)

カリキュラム・ポリシー 学科の基本方針(教育課程編成・実施の方針)

本学科では、心理学基礎科目・心理学方法論科目・応用心理学科目を三本柱にした多様な講義・演習、実験・実習などを用意しています。これらをバランス良く履修することにより、総合的な学力を育成するためのカリキュラムを編成し、実施しています。

  1. 心理学の専門的知識を修得します。
  2. 知識を生活場面に活かす実践力と応用力を養います。
  3. 人間に対する客観的かつ共感的理解力を育み、[理解力と表現力]を高めます。また、保育士の専門的知識を活かした保育士資格を取得できます。

生活心理学科 カリキュラム

生活心理学科 教員一覧

2024年度 シラバス(講義要項)


必要単位数

卒業単位 専門科目 基礎科目 全科目から
124単位 80単位以上 32単位以上 12単位以上
 

成績について

学習の成果に関わる評価についてはこちら → 成績評価

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