企業経営の専門的知識を深め、企業に対する社会的要請を考察します
経営理論と実践を学び、企業に対する社会的要請『(E・S・G:環境・社会性・企業統治)とSDGs:持続可能な開発目標)』およびホスピタリティを学習・考察し、問題対応への自身の考えを確立できる人材を育てます。
教員免許・各種資格の取得を応援します
簿記検定をはじめとするビジネス系検定、ビジネスの現場で求められる語学検定(英語・中国語)だけでなく、中学校社会科と高等学校公民科の教員免許を取得できます。また、大学院に進学し、さらに高度な資格に挑戦する道もあります。
特色ある科目
経営学総論
経営学総論は、初めて経営学を学ぶ学生を念頭に、企業、経営に関する基礎的問題を広く浅く取り上げます。その内容としては、(1)企業の種類、株式会社制度、会社の支配、経営目的や社会的責任などのテーマ、(2)経営者の視点に立って、企業を動かし運営するマネジメントのあり方について論ずる経営戦略論や経営組織論などのテーマを含みます。学生は、総論で経営学の概要について学んだ後、各論( 経営専門領域)の学習へと進みます。マーケティング論
昭和30 年代、日本に紹介されたマーケティングは、消費財メーカーを中心として展開されてきましたが、近年では小売業界やサービス業界にも普及しています。消費者のニーズを的確にとらえ価値ある商品開発によって新たな需要を創造し、効果的に商品を供給しようとする、マーケティングの理念と戦略を体系的に学ぶとともに、最新の事例にもふれながらその発想法について学習し、マーケティングマインドを養います。原価計算論
日本企業が生産する工業製品は、世界中で高い評価を受けています。これは、企業の努力による品質の確保と価格の妥当性によるものです。それらを実現するために役立ってきた情報が、原価計算情報です。この科目は、工業において生産される製品の原価は、どのように計算され、また、品質を維持しながら原価を減らす(低価格の実現)にはどのようにすればいいのかを具体的に計算し、学ぶ科目です。この科目の内容を理解するには簿記の知識と企業の活動を知っておくことが必要です。4つのステップ
- 自分を探す
基礎科目の学びに加えてこれまでを振り返り、今を確かめます。
- 自分を見つける
専門科目の履修を通じて、なりたい自分をイメージしていきます。
- 自分と向き合う
専門知識をさらに追加吸収して、社会人への準備を本格化します。
- 自分を社会へつなげる
学んできた基礎知識や専門知識を活かして、社会へはばたく行動を起こします。
卒業後の進路
- 一般企業の事務・営業部門や、企画、調査、財務、人事などの経営管理部門への就職
- 商社や外資系の企業、貿易会社、金融保険業、または一般企業の国際部門などへの就職
- 環境保護やまちづくりビジネスなどのNPO関連の仕事
- ベンチャービジネスへのトライ
- 家業の継承
- 税理士試験やファイナンシャルプランナー試験へのチャレンジ
- 企業への就職に有利な秘書技能検定へのチャレンジ
カリキュラム
カリキュラム・ポリシー 学科の基本方針(教育課程編成・実施の方針)
本学科では、ビジネスマネジメント学、企業経営について、そのあるべき姿と協働する人についての思考法と諸技法を学びます。その経営の基礎にあるものを修得し、ビジネス社会で活躍できる、総合的な学力を育成するためのカリキュラムを編成し、実施しています。
- 経営学を学び、合理的な判断を行うための考え方や手法を修得し、経営文化の理解を基礎とした経営管理能力を身につけます。
- 社会・政治・経済の変化を学び、グロ-バルに活躍する企業での経営管理能力を身につけます。
- 会計の知識・技能を習得し、それらの活用による経営管理能力を身につけます。