映画パンフレット・キャラクターグッズの担当者にこだわりを聞くインタビュー企画。
第1回は『8年越しの花嫁　奇跡の実話』（2017年12月16日公開）のグッズ担当者・菊井優香氏に話を聞きました。

Q. まず制作の大まかな流れを教えてください。

『8年越しの花嫁 奇跡の実話』のグッズ制作に動き出したのが、公開約3ヶ月前の9月上旬。まずは試写を観て、ストーリーの中からグッズにできそうなネタがないかを考えました。本作の場合、メインターゲットが10～20代の女性、まさに自分と同じだったので、自分なら何がほしいかを考えながら商品を企画しました。その後、メーカーとやりとりをしながら、グッズのイメージを具体化させていきました。

Q. グッズ制作にあたって、作品のどういった点に着目しましたか。

劇中に登場するアイテムをあしらったグッズは人気があるため、どの作品でもまずはモチーフになりそうなものを探します。『8年越しの花嫁 奇跡の実話』では、この作品の明るい側面をグッズで表現したく、指輪・薔薇・ブーケなどのウェディングアイテムをメインのモチーフにしました。

Q. こだわったポイントを教えてください。

ピンクの色味です。当初のデザイン案は、全体的に発色の良い色だったのですが、プロデューサーと議論の上、作品のイメージに合わせて淡い色味に変更しました。より幅広い年代の方に使っていただけるようになったと思います。

Q. おすすめのグッズはありますか？

イヤホンジャックストラップです。劇中に登場する指輪をモチーフにした指輪チャームを付けています。女性ならきっと気に入っていただけると思います。また、バッグチャーム に付いているのは、劇中で尚志が巻いているカラフルなマフラー。
どのグッズからも、この作品に込められた「信じる力」と「深い愛」を感じ取っていただけると思います。作品の思い出と深く結びついて、長く使っていただけたら嬉しいです。
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松竹株式会社 事業部出版商品室
菊井 優香（きくい ゆうか）

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