小児感染症科
小児感染症科は平成27年4月に設置されました。
病気を持つこども達の中には感染症をおこしやすい方がいます。小児感染症科はこども達が感染症による重症化や合併症を最小限に抑え、原病の治療を終了し、はやく日常生活に戻ることを目標にしています。
おもな業務は小児感染症コンサルテーション、抗菌薬適正使用プログラム、院内感染制御、
微生物検査の監督、感染症教育・研究です。
微生物検査の監督、感染症教育・研究です。
抗菌薬は人類の共有財産です。抗菌薬の使いすぎにより、抗菌薬で治療できない薬剤耐性菌は全世界で増加しています。平成28年4月には日本でも耐性菌対策アクションプランが決定されました。
耐性菌を減らすには「抗菌薬を賢く使う」ために専門知識が必要です。
当院は平成26年6月に感染症診療に精通した多職種少数精鋭チームShizuoka Antimicrobial Team:通称SATを結成しました。
小児感染症科はSATとともに専門診療科を強力にバックアップしています。安全な感染症治療を行いながら、確実な抗菌薬削減に寄与しています。
小児科診療の将来を担うレジデントに世界標準の感染症診療を指導しています。
毎日の総合診療科ラウンドでは手指衛生の実践・ワクチン・診断・治療をベッドサイドで学びます。
また感染症シミュレーション訓練・合同カンファレンス・グラム染色道場を通じて最新の知見を実践出来ます。
「第1回薬剤耐性(AMR)対策普及啓発活動表彰」において、こども病院SATチームが「「薬剤耐性へらそう!」応援大使賞」を受賞しました
このたび、当院SAT(抗菌薬適正使用チーム)の取り組みが「第1回薬剤耐性(AMR)対策普及啓発活動表彰」において、「「薬剤耐性へらそう!」応援大使賞」を受賞しました。
詳細は病院からのお知らせをご覧ください。
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