2024/05/17

震災支援を目指して「能登半島食べて応援」フェアを展開

フードサービス社員食堂事例紹介

令和6年に発生した能登半島地震では、シダックスグループ社員800名以上、40以上の店舗施設が、被災しました。その中でも、全社が支援体制を作り、食事提供を停止することなく事業継続、被災地支援を行ってきました。
シダックスグループで、全国の企業、学校等にて食事提供業務を行うシダックスコントラクトフードサービス株式会社（SCF）は、被災した石川県を支援する目的で、災地の企業の商品を購入し、それを使用した給食・社員食堂のメニューを提供する「能登半島食べて応援フェア」を開催し、復興に貢献しました。
フェアは、2024年3月18日（月）～5月31日（金）の期間、石川県を代表する地元ブランド食材メニューを、SCF運営の約330店舗にて約31,000食を提供しております。
今回は一部店舗での取り組みや、店舗スタッフの声も交えて、SCFの「能登半島食べて応援」フェアについて詳しくご紹介します。

実施事例①

弊社受託運営する社員食堂
店長自らが作成したオリジナルポスターや手書きのメニューボードを掲示し、キャンペーンの告知を行いました。また、こちらでは石川県金沢市発祥の金沢カレーも提供しました。提供メニューは完売し、お客様からは「ボリュームがあり食べ応えがあった」「味付けが絶妙でご飯が進みました」「少しでも貢献できてうれしい」と、大変好評を得ることができました。

提供メニュー：能登牛コロッケ＆豚焼肉

提供メニュー：金沢カレー

弊社従業員のコメント

令和6年能登半島地震により犠牲となられた方々に心よりお悔やみ申し上げますと共に、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
今回『能登半島食べて応援フェア』として、石川県産能登牛コロッケ＆豚焼肉を提供いたしました。使用食材は完全調理品（※）であり、現場の手間も少なく安全に美味しく提供することができます。お客様も地元ブランドのお料理を食堂で味わえるため、フェアメニュー時は客数・売上共に多くなります。
こちらではこの他にも、金沢カレーも食べて応援フェアとして提供し、大変好評を得ました。
これらの活動が復興支援の一助となれば幸いです。
※完全調理品……工場等で調理し、料理にまで完成させた食品。調味などをする必要がなく、そのまま、あるいは、再加熱するだけで食べることができる。

実施事例②

弊社受託運営する社員食堂　※予約制
「能登半島食べて応援」フェアと合わせて石川県復興米を提供
石川県復興米は地震により通常の販売が困難になってしまった石川県のブレンド米を使用しています。
店長とスタッフ自らが作成したオリジナルポスターやブラックボードの掲示を行い、クライアント先にご協力いただきキャンペーンを告知した結果、当日の予約数は通常時の約3割増となりました。
お客様からは「美味しかった」「ボリュームも満足できた」「また、提供してほしい」などとご意見を頂戴し、大変好評を得ることができました。

弊社従業員のコメント

令和6年能登半島地震により犠牲となられた方々に心よりお悔やみ申し上げますと共に、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
今回、能登半島地震復興支援として『石川県産の復興米』と『石川県産能登牛コロッケ＆豚焼肉』を同時提供いたしました。お客様からは「お米もおいしく能登牛コロッケも普段のコロッケとは一味違った食べ応えのあるコロッケでした」とお褒めの言葉をいただきました。調理面でも手間のかからない定番のコロッケであった為、安全に美味しく提供できました。
全国でこれらのイベントによる復興支援をいただき感謝申し上げます。
今後も石川県への応援消費が能登を支える力になると信じ応援の輪を広げていけるよう尽力したいと思います。