どんな方におすすめ?
● 全年齢対象
● 読み聞かせの絵本を探している
● 障がいへの理解を深めたい
● 家族の絆を深めたい
身につく力
»想像力
本の世界をイメージすることで、豊かな想像力が育ちます。
»共感力・思いやり
他者の状況に思いを巡らせることの大切さや、人によって感じ方が違うことなどを気づかせます。
»家族の一体感
愛情のこもった読み聞かせで、濃密な時間を過ごすことで、親子、家族の一体感が深まります。
この書籍の特徴
»実際に障がいを抱えるお子さまを育てる方が原案。
原案者(ヒカルのおとうさん)は、親と子の両方に障がい者がいる経験を活かして、障がい児専門の通訳家として活動しています。
»子供だけでなく、大人の方にもおすすめ
障がいを抱える方が見ている世界をわかりやすく紹介しています。 「きんいろのメガネ」のくまの親子(ダパンとマック、お父さん)が再登場。森の仲間と出会って、気づきを得ます。 意思を表示していないように見える人も、実はきちんと考えているし、言いたいこともあります。そのことを受けとろうすれば、きちんと気づくことができるということを伝えてくれる内容です。
使い方
» ① 読み聞かせる
絵本を読み聞かせて、家族で幸せな時間を過ごしましょう。
» ②?それぞれが見ている世界を共有する
絵本を読み聞かせて、リラックスした状態で、お子さまが、どんなふうに世界を見ているか聞いてみましょう。
読み聞かせ“5つのポイント”
①繰り返し読む「暗記読み」
繰り返して読んだ絵本というのは、文字が読める前から、子供が暗唱してしまいます。
親の真似をして読んでいるように見えますが、文字を読んでいるわけではないのです。しかし、これは、きちんと文字が読めるようになる前に通るステップなので、非常に大事なことです。
暗記読みの段階を経ると、拾い読みの段階に移ります。
拾い読みができるようになると、スムーズには読めないものの、次第に理解できるようになり、文字から単語が読み取れるようになっていきます。
②できるだけ早い時期から
子供に絵本を読んであげることは、できるだけお子さまの年齢が小さい時期から始めましょう。
できれば、お母さんのお腹の中にいる時(妊娠5か月くらい)から、読み聞かせるとよいでしょう。
何かを教え込むためではなく、絵本読みをとおして、母と子の心を通い合わせ、心の絆を育てることが、主な目的です。
③読む時間の目安は「20~30分」
お手伝いや食事のマナーなど生活の基礎から、お友達とのコミュニケーションなどの社会性まで、親として幼児期に伝えておきたいことを厳選して絵本にしています。
伝えることが難しい年ごろであるからこそ、絵本を使ってお子さまに楽しく伝えてあげましょう。
④できるだけ毎日読んであげる
毎日というのはなかなか難しいかもしれませんが、なるべく親が心がけて子供にたくさん本を読み、子供を本好きに育ててあげましょう。
子供を本好きにする秘訣は、子供に本を読ませることよりも、お母さんが毎日子供の寝かしつけに、必ず本を読んであげることです。
幼児が覚えられるようにやさしくかかれた絵本を、繰り返し読んで聞かせるといったやり方がおすすめです。
⑤子供に読みたい絵本を選ばせる
読み聞かせをする絵本の選び方ですが、子供自身に読みたい絵本を選ばせて持って来させるほうが、集中して聞くものです。
子供が喜ぶ絵本、自分で「読んで、読んで」と持って来る絵本は、何回でも読んで聞かせましょう。
毎日、同じ本であっても、本人が飽きて退屈するようでなければ、問題はありません。
一方で、新しい本を加えていくことも大切です。絵本は、一冊の本を繰り返し読むこと、できるだけたくさんの本を読むことの両方を上手く進めていきましょう。
商品仕様
- 対象年齢:全年齢
- 原案:ヒカルのおとうさん/作:七田 厚/絵:みうら し~まる/監修:つなぐプロジェクト
- サイズ:B5判
- 絵本/24ページ
- 商品番号:119004