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① 平安の書――三筆・三跡を中心に
中国の模倣から始まる日本の書の歴史ですが、奈良時代には書聖・王羲之をはじめとして、唐人の書を鑑賞したり、手習いしたりする様子がうかがえます。そして平安時代に入ると、他の分野同様に日本的な変化を見せながら発展してゆきます。とりわけ平安時代中期に活躍する小野道風・藤原佐理・藤原行成の筆跡(三跡)にその特徴があらわれているとされ、その様相を「和様」と呼んでいます。本講座では、中国の書法がどのように変様してゆくのか、三筆や三跡の書を取り上げて考えてみたいと思います。
② 平安の装飾料紙――仮名の美しさ、紙の美しさ
漢字から生まれた仮名ですが、和歌の隆盛とともに発展する様子がうかがえます。仮名の白眉とされる「高野切古今集」などを代表格に平安時代中期には造形的な完成も見られ、平安時代後期にはさらに円熟して多様な表現があらわれます。これらの書の名品は「古筆」と呼ばれますが、書表現ばかりでなく、美しい装飾料紙に揮毫されることで多くの人の眼を愉しませています。本講座では平安時代の古筆を取り上げて、仮名や料紙の美しさに迫るとともに、平安貴族の美意識に触れてみたいと思います。
受付期間 | 令和6年9月1日 11:00~11月6日 17:00 |
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開催日程 | 令和6年11月20日・12月4日(全2回)13:00~14:30 |
対象者 | 渋谷ハチコウ大学学生 |
定員 | 5人 |
会場 | 聖心女子大学4号館/聖心グローバルプラザ |
主催 | 学校法人聖心女子学院 生涯学習センター |
講師 | 金子 馨(出光美術館 学芸員) |
受講料 | 3000円 |
ハチコウ大学認定単位数 | 1単位/1出席 |
聖心女子大学4号館/聖心グローバルプラザ
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