アフターレポート
セミナー
シブカツでは「ボランティアに参加してみたいけれど、どうしたらよいのかわからない」といった方の一歩を踏み出すきっかけづくりを目指して、「ボランティアセミナー」を開催しています。
令和6年10月12日(土)、ボランティアセミナー「知的障がいのある人と共に学ぶ生涯学習 ~ハロウィン工作編~」を開催しました。
本セミナーは、知的障がいのある人を交えたハロウィン工作等のグループワークを通して、知的障がいがある人への生涯学習支援や渋谷区知的障がい者教室でのボランティア活動について知っていただくことが目的です。
セミナー前半は、ナビゲーターの知的障がい者恵比寿教室「えびす青年教室」運営委員長・稲澤さんと、知的障がい者幡ヶ谷教室「GAYA」運営委員長・浦野さんによる対談形式で知的障がいについての解説や渋谷区知的障がい者教室のご紹介が行われました。
各教室の紹介の際は動画を流しながらご説明いただき、年間を通した活動の様子がとても分かりやすかったです!
セミナー後半は、知的障がいのある方と一緒にハロウィン🎃の工作です。
当日は「えびす青年教室」の学級生さんや、「GAYA」メンバーを中心としたグループ「ぐっとあっぷガヤ」の皆さんにもご協力いただき、参加者の皆さまと一緒に楽しく工作を行いました!
まずはペットボトルランタンの作成です。
ペットボトルランタンは水を入れたペットボトルに下から懐中電灯やスマートフォンの光を当てることで、光が乱反射して周りを照らすことができ、停電などの災害時に役立ちます。
また、今回のようにペットボトルをデコレーションすることでお部屋の飾りとしても見栄えがいいですね。
次に壁面飾りの作成です。
色画用紙を組み合わせて、折り紙や切り絵などを貼り、飾りつけをしていきます。
材料は各グループとも共通の物を使用しているのですが、グループごとに個性が出て、素敵な作品が仕上がりました。
最後は、作成したペットボトルランタンと壁面飾りをグループごとに発表し、自分以外のグループへ投票します。
作品鑑賞中もお互いのグループの作品について語り合ったり、終始盛り上がっていました!
今回はハロウィン工作を通しての交流でしたが、グループ内で積極的な交流があり、工作中も参加者の方が学級生やメンバーの方を優しく丁寧にサポートしてくださった様子が印象的でした。工作(グループワーク)を通して障がいのある人との関わり方を知ることで、障がいのあるなしに関わらず共に楽しむことが大切だという学びを得られたように思います。
参加者の方からも「久しぶりに工作をすることができて楽しかった」「みんなと一緒におしゃべりをしながら楽しく参加できた」とありがたいお声をいただきました。
本セミナーの体験がボランティア参加へ一歩を踏み出すきっかけとなりましたら幸いです。
「何かを始めたいとは思っているけど、何をすればいいかわからない・・・。」、「共通の趣味を持っている仲間を探したい。」、「地域の活動に参加したい。」などのお問い合わせに対し、専用の相談窓口を開設して、皆様の生きがいづくりをサポートします。
他にも、各種講座・イベントの開催などを行います。皆様の「やりたいこと」が見つかる場所です。