2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧 - 社会の独房から

社会の独房から

映画やゲーム、漫画など。

2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧

虚無百合サバイバルゲームの爆誕!『じんるいのみなさまへ』レビュー

あーこのゲーム面白かった~、他の人の感想覗いてみるか~ 滅茶苦茶叩かれてるやんけ! と驚いてイスから転げ落ちる経験、みなさまも1度や2度あると思う。 確かにこのゲームはファミ通のクロスレビューでオール6点という実質0点を叩き出したりして発売前から…

『いだてん』第一部感想。 走る事の楽しさを真摯に伝える事の意義と意味。

「楽しいの?楽しくないの?」 第一話でアジアで初めての国際オリンピック委員会委員への就任が打診され悩む嘉納 治五郎の問いがこれである。 「楽しむ」ということが悪という風潮が強かった時代、楽しさを抑える従来の道徳教育での問題意識をもっていた嘉納…

リア充映画を波で超えたモノ。映画『きみと、波にのれたら』感想。

リア充とアニメの相性って悪くね? そんな私の考えをぶっ壊すこの映画『きみと、波にのれたら』 正直お話の大筋は予告が全てで、非常に真っ直ぐな作りになっているし、湯浅監督の過去作のような独特な臭みは完全に波に流されており、良くも悪くも非常に綺麗…

無能イケメン筋肉とエイリアンの化学反応。映画『メン・イン・ブラック:インターナショナル』感想

「知ってる? スティーヴン・スピルバーグもシルヴェスター・スタローンもデニス・ロッドマンもみんな地球人じゃなくエイリアンらしいよ」 そんな無茶苦茶で愛おしい世界観の構築に成功し、大ヒットシリーズとなった『メン・イン・ブラック』シリーズ。 私も…

【2001年宇宙の旅を原液のまま一気飲み】映画『海獣の子供』感想

大昔に『2001年宇宙の旅』という名作SF映画があったのですが、これがまた中々難解な内容と素晴らしい映像美の映画で、後生の作品に多大な影響を与えた。 この『海獣の子供』は『2001年宇宙の旅』をこの令和の時代に全く薄める事をせず原液のままで…

死ぬ前にゴジラに踏まれたい。映画『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』感想。怪獣賛歌と狂人ドラマ

私が映画館で初めて観た映画は『ゴジラVSキングギドラ』だった。 それ以来、私は平成ゴジラシリーズ(VSシリーズ)と共に育ったと言っても過言ではない。 そんな私はゴジラに憧れ、「ぎゃおぉーーん、ぐぁおん!」と文字にするのが非常に難しいゴジラの鳴き…