第123号 ショッピングカートとスーツケースの違いは? | 製品安全協会CPSA

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第123号 ショッピングカートとスーツケースの違いは?

製品安全協会のSG基準では「ショッピングカート」の基準があります。
ところで、ショッピングカートとスーツケースの違いをご存じですか?

「家庭用品品質表示法」では、「ハンドル、フレーム、袋(籠)、車輪等で構成されているもの」とあります。
つまり、フレームが存在して袋(籠)と車輪が分かれているものがショッピングカートで、袋(籠)に車輪が直接ついているものをスーツケース(キャリーケース)といいます。

消費者庁HPより

ショッピングカートの定義
■ハンドル、フレーム、袋(籠)、車輪等で構成されているものをいう。
■蓋、荷台等に座るような構造のものや、歩行補助車、キャスターバッグ(トランクと車輪が直結するもの)は除く。

フレームと袋が分かれていると、袋を取り出せて気軽な買い物袋としても活用できますので便利ですよね。
ただ、せっかくの楽しいお買い物の最中に、車輪が壊れたり、 外れたりしたら危険です。

SG基準では、安全基準に「車輪の取り付け強度試験」や「走行耐久性試験」を設けています。

製品安全協会では、皆さまの安全で楽しいお買い物を願っています。

2024年度