SGホールディングス
次世代型大規模物流センター「Xフロンティア」全面稼働開始
事業
SGホールディングス株式会社はこのたび、次世代型大規模物流センター「Xフロンティア」において、全面稼働を開始いたしましたので、お知らせいたします。
SGホールディングスグループでは、2020年1月のXフロンティア竣工後、国際物流、大型・特殊輸送、ECプラットフォームといったグループ各社の物流機能を順次稼働させてまいりました(※1)。このたびECプラットフォームに導入された自動倉庫型ピッキングシステム「オートストア(※2)」の稼働開始を以て、Xフロンティアにおけるグループ各社の機能が揃い、相互連携が本格化することになります。
Xフロンティアの全面稼働により、以下2つのポイントでグループの総合力を発揮いたします。
配送リードタイムの短縮によるワンストップソリューションの強化
Xフロンティアの中継センター(※3)は2層構造で、2020年10月に1層目(1・2階)を、2021年1月に2層目(3・4階)の稼働を開始いたしました。2層目の稼働により、中継センターと5階の国際物流拠点・ECプラットフォーム間が搬送機で直接結ばれ、集荷や仕分け・各方面への発送と物流加工をXフロンティア内でシームレスに行うことが可能となりました。処理能力が向上した中継機能とそれぞれの物流機能の融合により、配送までのリードタイムを短縮します。
「GOAL®」の拠点を構え、グループソリューションのフラッグシップセンターに
Xフロンティアは先進的ロジスティクスプロジェクトチーム「GOAL®」の事務所およびショールームも併設しています。ショールームでは、訪問された方の物流に関するお悩みに合わせて、GOAL®が受託した国内外各地のソリューション事例をご覧いただくことができます。営業拠点とショールームを、デリバリー、ロジスティクス、国際、大型・特殊輸送などのグループが持つリソースが集まるXフロンティアに構えることで、お客さまのビジネスに最適な物流ソリューションをよりスピーディーに提案します。
SGホールディングスグループは、今回のXフロンティア全面稼働を通して、日々変わりゆく社会とお客さまのニーズに対応した物流ビジネスの展開をさらに加速してまいります。
※1 Xフロンティアについて
Xフロンティアは、2020年1月に竣工した、佐川急便の大規模な中継センターと、グループ各社が使用する倉庫区画、事務所スペース、一部テナントスペースからなる国内最大級の物流施設です。竣工後、2020年2月に国際貨物事業・物流倉庫事業を担うSGHグローバル・ジャパンが入居・業務を開始し、4月にはロジスティクス事業を担う佐川グローバルロジスティクスがECプラットフォームを開設、5月には大型、特殊輸送を担うSGムービングが稼働を開始しました。中継センターにおいては、2020年10月の一部稼働を経て、2021年1月から本格稼働を始めています。このたび、佐川グローバルロジスティクスが自動倉庫型ピッキングシステム「オートストア」を稼働開始させたことで全面稼働の状態となりました。入居しているグループ各社の情報はコンセプトシートをご参照ください。
コンセプトシート
http://www.sg-hldgs.co.jp/x-frontier/pdf/concept_01.pdf
※2 自動倉庫型ピッキングシステム「オートストア」について
自動倉庫型ピッキングシステム「オートストア」では効率的にスペースを使用した高密度の保管が可能で、保管数量が約50万点増加します。また、作業者は定点で入出庫作業を行い、ロボットが専用のコンテナを出し入れすることで、約40%の作業生産性向上が見込まれます。ニーズの高まりが続く一方で労働力確保が難しくなるEC物流において、オートストアの稼働により省人化と効率性を実現します。
※3 Xフロンティアの中継センターについて
Xフロンティアの中継センターは、5種類の最新自動仕分け機の導入によって1時間あたり約10万個の荷物を仕分ける高い処理能力を持ち、関東圏の9つの中継センター機能を集約しています。中継センターを集約することで、営業所から中継センター、中継センターから全国の拠点への幹線輸送を効率化し、リードタイムを短縮することができます。
こちらもご覧ください。
Xフロンティア特設ウェブサイト
http://www.sg-hldgs.co.jp/x-frontier/